「がん検診」を受けましょう

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ページID1010858  更新日 平成31年3月12日

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日野市立病院 副院長 菊永裕行先生のコラムです。

第4回

健康管理術

 健康管理は、(1)バランスの良い食事、(2)適度な運動、(3)規則正しい生活、そして(4)健診です。定期的健診は健康を確認し、いつも通りの生活が可能である自信をつけるためのものであり、異常があれば、初期に発見し生活様式を変更したり、治療を受けたりして、自分自身で社会生活を維持できるようにするためにあります。車も完全に壊れてしまえば廃車するしかありませんが、義務付けられた定期点検で、チェックを受け、故障する前に修理してまた走り続けられるようにしています。

私たち人間も、定期健診が健康のカギを握っています。法定健診だけでは少々足りない部分がありますので、人間ドックやがん検診で補う必要があります。是非、日野市健康課や日野市立病院健診センターまたはあなたのかかりつけ医にご相談下さい。

人間ドック、がん検診の受け方

健診は健康であることを確認して、この身体を使い続ける自信を持つことです。健診直前にだけ生活態度を変えて、例え結果が良くなっても自信は持てないでしょう。ですから、健診はできるだけいつも通りの生活をして、普段の調子で臨むことです。ただし、内視鏡検査やPETなど検査前に食事や薬剤の制限がある場合がおありますので、受診施設スタッフの指示を受けて下さい。

第3回

病気の予防と健康

どんなに人間も、風邪を引いたり、怪我をしたり、必ず病気になると述べました。どんなに予防していても、どんなに注意を払っていても、体調を崩します。もちろん体力があるほうがダメージは少ないでしょうから、鍛えることは大切ですが、どんなに屈強な方も病気になります。では皆さんは、予防の意味がないと思われますか?

いえ、予防は重要な意味を持ちます。予防は病気にならないための予1次予防と病気を早期発見するための2次予防、そして病気を再発させないための3次予防があります。最初の1次予防はインフルエンザワクチン接種などのインフルエンザに罹患しないようにしたり、罹患しても軽度で済むようにすることです。次の2次予防とは「がん検診」などのような簡単に治療できる時期に発見するためのものです。私たちの健康に最も威力を発揮するのは、この2次予防です。何をしても必ず訪れる「病気」に対応するには、「早く治す」ことだけです。早く簡単に治して、いつも通りに戻れば良いのです。

いつも通りの生活を続けられることが「健康」なのですから。

第2回

私たちが健康維持に足りないもの

下表のように、米国のがん検診率は84.5%、我が国は42.1%と欧米先進国に比べ、非常に低い値を示しています。健康に関心のある国民であるからこそ、世界1位の長寿国家となり、世界に先駆けて超高齢化社会を迎えたわけなのに、国民皆保険の恩恵に頼り過ぎ、医療を信頼して、わざわざ病気になる道を選んでしまうためなのか、健診を受けない国民性が明らかであり、真の健康管理に対する意識の有無が疑われます。私たち日本人に足りない部分=健診を補いましょう!

世界主要国のがん検診受診率を示すグラフです。アメリカ84.5%、イギリス78.1%、オランダ64.7%、オーストラリア57.3%、ニュージーランド77.0%、韓国51.7%、日本42.1%
世界主要国のがん検診受診率

第1回

はじめに

 私たちは、健康に関して非常に興味を持っています。健康のために無理なダイエットをしたり、過度のエクソサイズなども世の中に氾濫しています。健康体を懸命に目指すことは大切ですが、日本人の半数が罹患する「がん」が年間35万人の命を奪っているのも事実です。では、何が健康維持に足りないのでしょうか。食事と運動を規則正しい生活の中行い、健康体を作り上げても、必ず病気をします。その予防対策が不足しているのです。

私たちが健康維持に足りないもの

 日本は、世界1位の長寿国ではありますが、実は健康寿命は10年ほど短いことが大きな問題で、自分一人の力では生きてゆけない要介護の状態が一人平均10年間あるわけです。私たち日本人に足りない部分は何でしょうか。次回以降、お話ししたいと思います。

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 健康課
直通電話:042-581-4111
ファクス:042-583-2400
〒191-0011
東京都日野市日野本町1丁目6番地の2 生活保健センター
健康福祉部健康課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。