新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する健康情報
新型コロナウイルス感染症について
(一般的な症状と重症化するリスク)
発熱や呼吸器症状が1週間前後つづくことが多く、強いだるさ(倦怠感)を訴える方が多くなっています。
罹患しても約8割の方は軽症で経過し、治癒する例も多いことが報告されています。一方、重症度は季節性インフルエンザと比べて死亡リスクが高いことが報告されています。特に、高齢者や基礎疾患のある方では重症化するリスクが高いことも報告されています。
(感染の仕方)
一般的には飛沫感染、接触感染で感染します。閉鎖した空間で、近距離で多くの人と会話するなどの環境では、咳やくしゃみなどの症状がなくても感染を拡大させるリスクがあるとされています。
飛沫感染:感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つばなど)と一緒にウイルスが放出され、他の方がそのウイルスを口や鼻などから吸い込んで感染します。
接触感染:感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスがつきます。他の方がそれを触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触ると粘膜から感染します。
新型コロナウイルス対策として有効な消毒法について
市販されている塩素系の消毒剤を用意し、以下の濃度に希釈した消毒液で拭きます。
- 通常の環境消毒(ドアノブ等)を消毒する場合、塩素濃度0.05%(500ppm)に希釈します。
- 嘔吐物の消毒の場合、塩素濃度0.1%(1000ppm)に希釈します。
- 感染の疑いのある人や濃厚接触者が使用したトイレ等を消毒する場合、塩素濃度0.1%(1000ppm)に希釈します。
詳細は、東京都南多摩保健所ホームページをご確認ください。
次亜塩素酸水を使ってモノのウイルス対策をする場合の注意事項
次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水は、全く異なるものです。また、アルコールとは使い方が異なります。
製品に記載された使用上の注意を正しく守り、使用しましょう。
【効果的に使用するためのポイント】
- 使用の際は、酸性度・有効塩素濃度や使用期限等を確認しましょう。
- 有機物に弱いため、汚れを落としてから使用してください。
- 空気中の浮遊ウイルスの対策には、消毒剤の空気噴霧ではなく、換気が有効です。
詳しい内容は、下記ホームページで確認してください。
ご家庭での換気の仕方
一般家庭でのエアコン使用中の換気
新型コロナウイルス感染予防のためには、室内の空気が1時間に2回以上入れ替わるような換気を確保することとしており、多くの方が利用する商業施設等では専用の機械換気設備が設けられています。
一般家庭でも、お住いの建物に組み込まれている換気システム(24時間換気システムなどと呼ばれています)や、台所や洗面所の換気扇を常時稼働させることで、室温を大きく変動させることなく最小限の換気を行うことができます。
特に、一人暮らしの場合は、新型コロナウイルスの感染リスクは低いので、エアコンを優先しながら24時間換気システムや換気扇を活用して、最小限の換気を確保しましょう。
窓開けによる換気を組み合わせる場合も、夏場は外気温との兼ね合いです。外気温の低い朝や夕方以降などに、窓開けを行い換気時間を多く取るなど、室温が上がらないよう工夫いただくことを推奨します。
ご家族の皆様が一つの部屋で過ごす場合も、これらの24時間換気システムや換気扇などの機械換気と窓開けによる換気の工夫を行いつつ、エアコン等を使用しましょう。
一般家庭での機械換気のコツ
「24時間換気システム(常時換気設備)」
:スイッチを切らないようにしてください。また、換気機能を確保するため、定期的にフィルターの掃除を行いましょう。給気口の位置にもご注意ください。家具等でふさぐと効果が落ちてしまいます。
「換気扇」
:台所や浴室についている換気扇でも常時運転すれば、夏場の暑い時期でも最小限の換気を行うことができます。室内温度の大きな変動を起こしませんので、台所やトイレを使用しないときも運転することが推奨されます。
窓開けによる換気のコツ
窓開けによる換気は、対角線上にあるドアや窓を2か所開放すると効果的な換気ができます。また、窓が1つしかない場合は、部屋のドアを開けて、扇風機などを窓の外に向けて設置しましょう。
夏場の暑い時期の窓開けは、室温が大きく上がらないよう注意し、外気温が低い時間帯に行うなど工夫しましょう。
出典:新型コロナウイルスに関するQ&A(厚生労働省ホームページ)
新型コロナウイルス感染症の拡大防止にご協力お願いします
手洗い・咳エチケット
風邪や季節性インフルエンザ対策と同様、ひとりひとりの咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。感染症対策に努めていただくようお願いいたします。
- 流水と石鹸による手洗いをこまめに行いましょう。特に外出した後や咳をした後、口や鼻、目等に触る前には手洗いを徹底しましょう。
- 咳をする場合には口や鼻をティッシュで覆う等の咳エチケットを守り、周りの人への感染を予防するため、マスクを着用し、人が多く集まる場所は避けましょう。
- ドアノブなどの手指がよく触れる場所は、消毒薬を浸したペーパータオル等によるふき取り消毒を行いましょう。消毒薬は次亜塩素酸ナトリウム(製品に表示されているとおり希釈したもの)や消毒用エタノール等が有効です。
- 厚生労働省 「手洗い・咳エチケット」ポスター(外部リンク)
- 政府インターネットテレビ 「正しい手洗いの仕方」(外部リンク)
- 政府インターネットテレビ 「マスクの正しい着け方」(外部リンク)
- 経済産業省 布製マスクの洗い方動画を作成しました(外部リンク)
- 環境省 新型コロナウイルスなど感染症対策としてのご家庭でのマスク等の捨て方(外部リンク)
「密閉」「密集」「密接」しない!
集団感染の共通点は、特に、「換気が悪く」、「人が密に集まって過ごすような空間」、「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」です。換気が悪く、人が密に集まって過ごすような空間に集団で集まることを避けましょう。
感染リスクが高まる「5つの場面」
新型コロナウイルス感染症は、屋外で歩く際や、十分に換気がされている公共交通機関での感染は限定的であると考えられていますが、「クラスター」と呼ばれる集団感染が、感染を拡大させることが分かっています。これまでのクラスター事例の分析から、感染リスクを高める「5つの場面」が分かってきました。これらの場面は、感染リスクを下げる取り組みが特に必要な場面です。
1.飲酒を伴う懇親会等
2.大人数や長時間におよぶ飲食
3.マスクなしでの会話
4.狭い空間での共同生活
5.居場所の切り替わり
相談窓口について
年末年始は、発熱などの症状がある場合は「東京都発熱相談センター 03-5320-4592(24時間対応)」、新型コロナウイルス感染症について不安に思う方は「新型コロナコールセンター 0570-550571(午前9時00分~午後10時00分)」に電話してください。
発熱等の症状がある方
•かかりつけ医または地域の身近な医療機関に電話で相談してください。
•かかりつけ医がいない場合・相談する医療機関に迷う場合・土曜日、日曜日や夜間等かかりつけ医が休診の場合は、東京都発熱相談センターにご相談いただくか、東京都医療機関案内サービス「ひまわり」で医療機関を検索してください。
東京都発熱相談センター
(電話番号)03-5320-4592
(対応時間)24時間(土曜・日曜日・祝日を含む毎日)
(対応内容)
- 発熱等の症状を呈した方で、かかりつけ医のいない場合や相談先に迷っている場合の相談に対応します ※かかりつけ医のいる方は、かかりつけ医に電話でご相談ください。
- 接触確認アプリ「COCOA」により、濃厚接触の可能性があった旨通知があった方からの相談に対応します。電話番号は通知を受けた方へ、アプリ内でお知らせします。
東京都医療機関案内サービス「ひまわり」
※地域の身近な医療機関の検索ができます。
(電話番号)03-5272-0303 24時間対応
(電話番号)03-5282-8181(外国人専用) 午前9時~午後8時
(ファクス)03-5285-8080(視覚障害者向け) 24時間対応
東京都医療機関案内サービス「ひまわり」(外部リンク)新しいウィンドウで開きます。
感染予防法が知りたい方、感染したかもしれないと不安に思う方
東京都新型コロナコールセンター
(電話番号)0570-550571
(ファクス)03-5388-1396(聴覚障害者向け)
(対応時間)午前9時から午後10時まで (土曜・日曜日、祝日を含む毎日)
(対応内容)感染の予防に関することや、心配な症状が出た時の対応など、新型コロナウイルス感染症に関する相談
日野市 健康課 電話相談窓口
(電話番号)042-581-4111
(ファクス)042-583-2400(聴覚障害者向け)
(対応時間)午前8時30分から午後5時15分まで(平日のみ)
(対応内容)感染の予防に関することを知りたい、相談場所がわからない 等
厚生労働省 相談窓口
(電話番号)0120-565653(フリーダイヤル)
(ファクス)03-3595-2756(聴覚障害者向け)
(対応時間)午前9時から午後9時まで(土曜日、日曜日、休日を含む)
(対応内容)新型コロナウイルス感染症の発生に関すること
心の相談窓口
- 新型コロナウイルス感染症関連SNS心の相談(厚生労働省)
新型コロナウイルス感染症コロナウイルス感染症の影響による心の悩みについて、チャット形式で相談できます。
(受付時間)平日 午後6時から午後9時半、土曜日・日曜日・祝日 午後2時から午後9時半
(対応の方)新型コロナウイルス感染症のまん延とその対策の影響を受けて、仕事や生活に不安やストレスを感じている方
- 東京都立多摩総合精神保健福祉センター・心の電話相談
心の電話相談では、多摩地域(23区、島諸島以外)在住で、心の問題についてお悩みの方の相談をお受けしています。
(電話番号)042-371-5560
(受付時間)午前9時から午後5時(平日のみ・年末年始・祝日除く)
(対象の方)ご本人、ご家族、関係者、関係機関の方
- DV相談+(プラス)(内閣府)
新型コロナウイルス感染症に伴う生活不安・ストレスなどから、DV増加・深刻化が懸念されていることを受け、新たなDV相談事業が開始されました。電話、メール、チャット相談が用意されています。
(電話番号)0120-279-889
(受付時間)電話・メール 24時間、チャット相談 午後0時から午後10時
(対応内容)配偶者やパートナーから受けている様々な暴力(DV)について、専門相談員が一緒に考えます。
外国人の方向けの情報提供(For Foreigners)
一般観光案内の他、新型コロナウイルスも含めた病気、事故等の対応について案内しています。英語、中国語、韓国語、日本語での対応が可能です。
(電話番号)050-3816-2787
(対応時間) 365日、24時間
- 東京都外国人新型コロナ生活相談センター(TOCOS)
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う不安や生活への影響について、日本語を母語としない外国人等からの多様な相談ができます。
(電話番号)0120-296-004
(対応時間)午前10時から午後5時
(対応言語)14言語(やさしい日本語、英語、中国語、韓国語、ベトナム語、ネパール語、インドネシア語、タガログ語、タイ語、ポルトガル語、スペイン語、フランス語、カンボジア語、ミャンマー語)
新型コロナウイルス感染症の予防・検査・医療に関するご相談については、これまで通り、以下の番号で受け付けます。
(電話番号)0570-550-571(新型コロナコールセンター)
- 法務省 外国人生活支援ポータルサイト(医療)(外部リンク)
- 外国語で対応できる医療機関(外部リンク)
- 東京都福祉保健局 医療機関受診のための多言語ガイドブック(外部リンク)
- 東京都福祉保健局 多言語 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する情報(外部リンク)
- About Coronavirus Disease 2019 (COVID-19)(外部リンク)
- 有关新型冠状病毒感染症(外部リンク)
関係リンク
- 新型コロナウイルス感染症について(厚生労働省)(外部リンク)
- 厚生労働省 新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)(外部リンク)
- 首相官邸 新型コロナウイルス感染症に備えて 一人ひとりができる対策を知っておこう(外部リンク)
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このページに関するお問い合わせ
健康福祉部 健康課
直通電話:042-581-4111
ファクス:042-583-2400
〒191-0011
東京都日野市日野本町1丁目6番地の2 生活保健センター
健康福祉部健康課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。