◎日野市郷土資料館 令和2年特別展 みんなのひの宝モノ語り展 ID:1014974 [お問い合わせ]郷土資料館(電話番号042・592・0981) 現在の日野市域には、有形無形の「ひのの宝モノ」がたくさんあります。 日野市郷土資料館は、今年で開館15周年を迎えます。 これまで民俗資料(かつて生活に使われたモノ)のほか、さまざまな材料で作られたモノを集めてきました。 これら一つ一つの資料には「モノ語り」があり、 古老の生きざまが刻まれ、地域や時代を映すだけでなく、今を生きる日野人(ヒノビト)へのメッセージが込められています。 このたびの特別展では、生活のどうぐ(民俗資料)を中心に、 文書の記録や古老の話、行事調査を通して日野市全域を見渡すことにより、宝モノの魅力を探ります。 市内2カ所の施設で、それぞれ異なる視点から明治期から現在までの有形無形の宝モノ(資料)をご紹介し、 「みんなの」をキーワードに、子どもから大人まで多くの方々に楽しんでいただけるような展示にしました。 この特別展をきっかけに、さまざまな日野市を知り、それを土壌とした「ひのの宝モノ」を考えていただければ幸いです。 ■第一会場 [日時]9月12日(土)~11月29日(日)9時30分~17時0分 ※入館は16時30分まで。9月14日(月)・23日(水)・28日(月)、10月および11月の毎週月曜日は休館 [会場]新選組のふるさと歴史館 [入館料]200円※小・中学生50円 ≪展示構成≫ ▼第一章「みんなで願う」 かつての人生儀礼や代参講を中心に、ひとの幸せを願う文化に注目します。 ▼第二章「みんなで育てる」 田畑、養蚕、牛馬や鶏を育てるどうぐや日記から、農家の一年を紹介します。 ▼第三章「みんなと暮らす」 生活用具や家計簿などを中心に、かつての買い物や商店の様子、関東大震災の被災時の助け合いの記録に触れます。 ▼第四章「みんなと生きる」 サイノカミ・どんど焼き行事を中心に、地域に生きるひととその役割に光を当てます。 ■第二会場 [日時]10月3日(土)~令和3年3月28日(日)9時0分~17時0分 ※毎週月曜日、12月28日(月)~令和3年1月3日(日)は休館 [会場]郷土資料館 ≪展示構成≫ ▼第一章「みんなのマイどうぐ」 自分に合ったどうぐを選び、加工した痕跡をたどります。 ▼第二章「みんなのひの南側」 山の上までようこそ!かつての旧七生村の生活を掘り下げます。 ▼第三章「みんなの宝モノコレクション」 紹介しきれない多くの宝モノの中から、小さなモノ語りを添えて展示します。 《写真》 「おとうの牛車で楽しいな」昭和13年平山にて 伊与田昌男氏撮影(たましん歴史博物館提供) 《写真》 「みんなでわくわく!紙芝居」四ツ谷地区にて昭和25年頃撮影(小島茂雄氏提供) 《写真》 田んぼのいす 《写真》 家計簿から見えてくるかつての暮らし 《写真》 みんなの力で地域行事~サイノカミ・どんど焼き行事の様子 《写真》 ユニークなうちわにみる地域のお店