◎チャレンジ(2)休養 適度にリラックスして身体を休めることも、免疫力を高めるためには欠かせません。 普段からこまめに心身を休めるように心掛け、無理をしないようにしましょう。 ◆ポイント 良質な睡眠 身体を休めるために最も大切なのが睡眠です。 しかし、現代人の多くは、あまり眠れていないようです。 時間だけでなく、睡眠の質にもこだわって、しっかり眠れるようにしましょう。 ●毎日の起床時間をそろえましょう 体内時計が整い、自律神経の乱れを防げます。休日の寝坊は2時間以内にしましょう。 ●起きたら朝日を浴びましょう 朝日を浴びると、夜に自然な入眠を促す物質が分泌され、自然な眠気が訪れます。 ●適度な昼寝を取り入れましょう 睡眠不足の解消には、15分程度の昼寝が効果的です。 ただし、長時間であったり、夕方以降の昼寝は夜の睡眠を妨げてしまうので注意しましょう。 ●湯船に漬かって身体を温めましょう 20分程度、38~40℃の湯船に漬かると、疲れがとれやすくなると言われています。 寝る2~3時間前の入浴がお勧めです。 ●スマートフォンの画面は早めに閉じましょう まぶしい画面を見続けると、睡眠の質を低下させます。寝る2時間前には画面を閉じましょう。 ●自然な眠気が来てからベッドに入るようにしましょう 無理に「寝よう」と思う必要はありません。眠気が来るまでリラックスして過ごしましょう。 ◆ポイント ストレス対策 ストレスも免疫を低下させる要因の一つです。 「笑い」にはストレスを軽減させる効果があります。 面白いこと、楽しいことを探して、毎日の暮らしでよく笑うようにしましょう。 ●やってみようお手軽腹式呼吸 腹式呼吸は簡単にできるリラックス方法です。 いつでも、どこでも行えるので、気が向いたときに取り組んでみましょう。 (1)3秒かけて口から息を吐き切る。 (2)3秒でお腹を膨らませるように意識して、鼻から息を吸う。これを繰り返す。