新型コロナウイルスに負けない身体づくり チャレンジ 免疫力アップ! 食事・休養編 免疫力を高めるのは、決して難しいことではありません。 食事、休養、運動などの生活習慣を健康的なものにすることで、免疫力を高めることができます。 「完璧に」と思うと、かえってストレスになる場合があります。無理せず、少しずつ「免疫力の高い身体」を目指していきましょう。 ◎チャレンジ(1)食事 新型コロナウイルス感染症の予防に効果がある食品の報告はありません。 1日3食、栄養バランスの整った食事をすることで免疫力を高めることができます。 ◆ポイント 1日3食いろいろな食品を取ろう 何か一つのものばかり食べていると、栄養が偏ってしまいます。 主食(ごはん・パン・麺)、主菜(肉・魚・卵・大豆製品)、副菜(野菜・海藻・キノコ類)をそろえた食事で、 必要なエネルギー(カロリー)と栄養素を満遍なく摂取することができます。 また、朝・昼・夕の3食を欠かさず食べることで、食事のバランスをより整えることができます。 ◆ポイント よくかんで食べよう 唾液にはさまざまな免疫物質が含まれており、口から侵入したウイルスや細菌の増殖を抑える働きがあります。 唾液の分泌をよくするために、食事を取るときにはよくかみましょう。 ◆ポイント 冷たいものを取り過ぎない 冷たいものを取り過ぎると、胃腸を壊したり、食欲が低下する原因になります。 1日3食、栄養バランスよく食べるためにも、アイスクリームなど冷たいものの取り過ぎ、食べ過ぎには注意しましょう。 ■年代別 食事のバランスを整えるコツ ●子ども おやつとしてよく食べられているスナック菓子やチョコレートなどの甘いものはエネルギー(カロリー)や脂質が多く、 取り過ぎには注意が必要です。 成長期の子どもにはおやつも大切な栄養源。乳製品や果物なども取り入れてみましょう。 ●成人 野菜・海藻類はエネルギー(カロリー)が少ない割にかさがあり、食事に満足感を与え、食べ過ぎを防ぐことができます。 意識的に食べるようにしましょう。また、お酒は適量を守りましょう。 ●高齢者 たんぱく質を多く含む食品(肉・魚・卵・大豆製品)をしっかり取ることで、筋肉の減少を防ぐことができます。 積極的に取り入れましょう。 1日3回の食事で、毎回1品はたんぱく質の多い食品を食べるとよいでしょう。