◎我がまち日野市を名作の舞台に フィルムコミッション「日野映像支援隊」の活動を紹介 [お問い合わせ]日野映像支援隊(電話番号042・843・1301) ●フィルムコミッション・日野映像支援隊とは 映画やテレビドラマ・バラエティ、コマーシャル、ミュージックビデオなど、 日本国内で、そして世界中で日夜さまざまな映像作品が制作されています。 このうち、地域の住宅や公園、行政施設、学校、道路、橋、河原、神社などの場所で撮影(ロケ)が行われる際に、 その撮影がスムーズに進行するよう全面的にサポートする団体・機関が「フィルムコミッション」です。 また、フィルムコミッションは地域への撮影の誘致も積極的に行います。 作品の撮影や公開などの効果で、その地域の暮らしや経済、観光が活性化することから、次の撮影につなげるための活動も重要です。 この他、市内のロケ弁業者の紹介などもしています。 NPO法人「日野映像支援隊」は、市内で行われる撮影への協力と誘致を一手に担う、市のフィルムコミッションです。 ●日野映像支援隊の活動 「WOWOWオリジナルドラマ有村架純の撮休」の場合 市のフィルムコミッションである日野映像支援隊が、実際にどのような活動を行っているのかについて、 同支援隊の西川さんにお話を伺いました。 ◆ロケ地(撮影する場所)を探して提案する 最初に、制作部からロケ地を探して欲しいという依頼が入ります。 「坂道に面した一軒家」という条件でしたが、 たまたま同時期に受けていた別の案件でも「坂道に面した一軒家」を依頼されていて…という状況に。 「どの監督さんも坂道が大好き。 日野は都心から近くてアクセスがよいうえに坂道が多いまちなので、ロケ地として選んでもらえる」とのこと。 三沢や南平の丘陵部を巡り、地元の不動産屋も頼って、良さそうな家を見つけては訪問した結果、 空き家も含め3件の候補地を見つけ、提案したそうです。 ◆メインスタッフのロケハン(候補地の選定)に同行 提案が採用されると、次は制作のメインスタッフ陣によるロケハン。 今回は、撮影、照明、美術など総勢10人以上のスタッフが現場を訪ね、 写真を撮ったり調度品や間取りの採寸をしたりなど、綿密な下見を行い、雰囲気を確認していたそうです。 ◆ロケの決定・地域への説明とごあいさつ ロケハンの結果、日野でのロケが決定!日程が決まると、 制作スタッフと一緒に地域にお住いの方への説明とごあいさつを行うとのこと。 「今回のロケは住宅地の中で、かつ早朝から夜遅くまでの撮影を連続5日間の計画だったので、 車両やスタッフの出入りを含め、撮影へのご理解をいただくことが何よりも大事。 一軒ずつ訪問し、丁寧な説明に努めました」 ◆ロケの準備 機材やスタッフを乗せた車両のための駐車場や、出演者の控室などの確保も同支援隊が行っているとのこと。 また、道路での撮影があるときには、警察への届け出の案内も同支援隊が行うそうです。 ◆ロケの立ち合い ロケの当日は、スタッフの到着から撤収まですべて立ち会うとのこと。 今回は毎日6時30分(初日のみ7時0分)に開始して21時0分~21時30分に終了という長丁場。 「周りを通り掛かる方も多いので、撮影にご理解いただけるよう、ここでも説明とごあいさつが欠かせません」 ◆ロケの終了ロケ地マップの作成など ロケが無事に終了した後は、今回の撮影協力で提供を受けた素材を活用して、次の撮影の誘致に。 ◎作品紹介 「WOWOWオリジナルドラマ有村架純の撮休」 今回の日野映像支援隊のサポートにより撮影されたのが、「WOWOWオリジナルドラマ有村架純の撮休」第1話「ただいまの後に」です。 監督は、2018年カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した是枝裕和氏です。 三沢の堀込公園や豊田の若宮神社など、ほぼ全編が市内で撮影された本作。 是枝監督の映し出す日野の姿を、どうぞテレビでご覧ください。 ◆WOWOWオリジナルドラマ有村架純の撮休」 3月20日(金・祝)WOWOWプライムにて放送スタート毎週金曜深夜0時から(全8話)第1話無料放送 [監督]是枝裕和(「万引き家族」「真実」)、今泉力哉(「愛がなんだ」)、山岸聖太(「忘却のサチコ」)、 横浜聡子(「俳優亀岡拓次」)、津野愛(「十年Ten Years Japan」(2018)杉咲花主演「DATA」脚本・監督) [脚本]今泉力哉、砂田麻美(「エンディングノート」)、篠原誠(WOWOW「WOWOWに入りましょう」CM)、 ペヤンヌマキ(演劇ユニット「ブス会*」主宰)、ふじきみつ彦(「バイプレイヤーズ」)、三浦直之(劇団「ロロ」主宰)、 津野愛、比嘉さくら [出演]有村架純、柳楽優弥、満島真之介、伊藤沙莉、渡辺大知、笠松将、前野健太、リリー・フランキー、風吹ジュンなど [音楽]七尾旅人 [主題歌]竹内アンナ「RIDE ON WEEKEND」(テイチクエンタテインメント・インペリアルレコード) [制作協力]ホリプロ [製作]「有村架純の撮休」製作委員会 [特設サイト]http://www.wowow.co.jp/drama/satsukyu/ ●是枝裕和監督から市民の皆さまへのコメントをいただきました! 撮影では大変お世話になりました。 フィルムコミッションの皆さんも非常に親切で、とても撮影がしやすかったです。 日野の街は、ロケ地としては色々な表情が撮影でき、大好きな坂道も多くて素晴らしかったです。 ドラマはただいま編集中です。完成をお楽しみに。 ◎日野市の人口 令和2年1月1日現在 ID:1004620 人口…186,346人(+19) 男…93,399人(−17) 女…92,947人(+36) 世帯…89,585世帯(+17) ※()内は前月比 人口増減の内訳(12月) 出生…110人 死亡…152人 自然増減…−42人 転入…690人 転出…626人 その他…−3人 社会増減…61 ◎広報ひの第1465号 令和2年 2020年2月15日 ■毎月1日・15日発行 ■発行/日野市 ■法人番号1000020132128 ■編集/企画部市長公室 郵便番号191の8686東京都日野市神明1丁目12番地の1 ホームページhttp://www.city.hino.lg.jp/ 代表電話番号042・585・1111 FAX042・581・2516 メールsoudan@city.hino.lg.jp ■配布/日野市新聞組合(電話番号042・514・8171※10時0分~17時0分/FAX042・514・8099)