◎障害のある方と中学生の地域での関わり体験談 地域に生きる地域を支える中学生のエピソードを紹介します。 ◆日野市立三沢中学校 地域活動部員と有志によるボランティア活動 火事にあわれた障害のある方のご自宅の片づけや交流をしました。 ≪三沢中生の感想≫ ●私は今回のボランティアをやって分かったことや学んだことが2つあります。 ボランティアがどれだけ大切かということ。助け合い協力することの大切さです。 人の役に立つことができて良かったと思いました。 ●コミュニケーションの大切さ、心で接することの大切さを知りました。 今回はこのようなボランティアをする機会を与えていただき、本当に貴重な経験になりました。 ●障害のある方の話を聞いて、「ボランティアをしてほしいことは人さまざまだ」と言っていたことが印象的でした。 ●もし自分が目も見えないし、耳も聞こえなかったらと考えてみたら大変だと思いました。 やってほしいことをしっかり聞いて手助けできたらなと思いました。 ●火事になった方の家は水びたしでした。目も耳も聞こえない方は、すごく怖かっただろうなと思いました。 ボランティアを通して、今、私が当たり前に暮らしているこの社会は誰にでも、当たり前ではないことに気づきました。 ●なかなか体験することができないことができて良い経験になり、地域の人たちとも触れ合うことができました。 ◆日野市立日野第四中学校 四中地区アクションプラン「ラジオ体操」 たくさんの四中生がボランティアとして参加し、運営や司会、さまざまな施設の方と交流しました。 ≪四中生の感想1≫ 私は、今回のアクションプランで初めて障害のある方と関わりました。 その中で、最も印象に残った出来事がラジオ体操です。 ラジオ体操では、私たち四中生が障害のある方の手を取り、声を掛けながら一緒に体操をしました。 また、少し前に進むときや、段差があるときは声を掛けながら歩くなど、自分たちで工夫しました。 私が緊張していると、「大丈夫ですか」など、たくさん声を掛けてくださいました。 助け合いの大切さを心に持ち、これから先の生活に生かしていこうと思いました。 ≪四中生の感想2≫ 私が、この交流で印象に残ったことは、ハイタッチの時に参加者全員が笑顔になっていたことです。 それは、参加した子どもからお年寄りまで、障害のある方や先生など、多くの方々の心が一つになったからだと思います。 私たち中学生は、障害のある方に手を添えて、周囲の情報をなるべく詳しく伝える努力をしました。 この経験を通して、誰にでもつらいことや大変なことはありますが、 ときには周りの手も借りながら、みんなと笑顔でいることが大切だと思いました。