4・5面[第二次ごみ改革:ごみの減量・資源化率の向上にご協力を!] ◎SDGs未来都市・日野・第二次ごみ改革 ◆ごみの減量・資源化率の向上にご協力を! 市では、第二次ごみ改革としてごみ減量および資源化率の向上を目指し、プラスチック類ごみ分別・収集などの取り組みを行います。 第二次ごみ改革によりSDGsの目標12(つくる責任つかう責任)・14(海の豊かさを守ろう)に取り組み、 持続可能な社会を目指して次の、またその先の世代へ豊かな地球環境を引き継いでいくため、皆さまのご協力をお願いします。 SDGs(Sustainable Development Goals:エス・ディー・ジーズ)とは、 持続可能な社会を構築するために2030年までに実現すべき17の世界共通の目標が定められたものです。 内閣府では、SDGsの目標達成に向け先進的な取り組みを行う自治体を「SDGs未来都市」として選定しており、 今年度、東京都内で初めてこの未来都市に日野市が選定されました。 これにより、第二次ごみ改革の「ごみの減量」、「資源化率の向上」を諸力融合により進めていきます。 地球温暖化、海洋プラスチック汚染が世界的な環境問題となっています。 この問題の対策として・・・ ■世界では *地球温暖化問題 地球温暖化対策協定(パリ協定) *海洋プラスチックごみ問題 大阪ブルー・オーシャン・ビジョン宣言 ※SDGsでも取り組み ■日本では *令和2年4月からレジ袋有料化を義務づける方針 ■日野市では 日野市が抱える課題 *ごみ減量の機運の低下⇒第一次ごみ改革から20年経過 ・1人1日当たりのごみ量の減り方が少なくなっている ・ごみ減量の意識が薄れてきている ・このままでは増に転じる恐れ *資源化率の低迷⇒プラスチック類ごみ資源化の遅れ ・プラスチック類ごみの激増(不燃ごみの約8割を占める) この課題を解決していくことは、地球温暖化、海洋プラスチック汚染などの世界的環境問題への対策にもつながります。 ◆私たち市民は何をすればいいの? ●ごみ減量 1人1日当たり72g(レタス2枚分)のごみ減量にご協力を 平成30年度の1人1日当たりのごみ量…617g(多摩地区第4位) 1人1日当たりレタス2枚分のごみを減量すると、 多摩地区第1位の少なさになるよ! できることから始めてみてください! (1)容器包装お返し大作戦(ペットボトル、トレーなどを買ったお店の回収BOXへ) (2)買い物時はマイバッグ持参(レジ袋は断る) (3)生ごみ減量(3切り運動、生ごみたい肥化) ●資源化率の向上 令和2年1月からスタートするプラスチック類ごみの分別・収集にご協力を 分別の徹底にご協力を (1)ごみと資源物の分別徹底(資源化できるものは、可燃、不燃で出さない) (2)プラスチック類ごみの分別・収集開始(令和2年1月から) [図あり] 現在:4週に1回収集…発泡スチロール・トレー類 →令和2年1月から:週1回収集…プラスチック類ごみ(新たに販売する市指定収集袋) 現在:週1回収集…不燃ごみ(プラスチック+陶磁器、ガラス、皮革製品、ゴム製品) →令和2年1月から:4週に1回収集…不燃ごみ(陶磁器、ガラス、皮革製品、ゴム製品) ※プラスチック類ごみ指定収集袋は令和元年12月から販売予定 ※当面は、不燃ごみ指定収集袋でプラスチック類ごみを出すことができます ごみ減量、資源化率の向上は、市民の皆さまのご協力なしには実現できません。 ご理解・ご協力をお願いします。 ◎第二次ごみ改革説明会を開催しました 第二次ごみ改革(プラスチック類ごみ分別・収集)中学校区説明会を7月27日~8月11日に開催しました。 主な質疑応答は以下の通りです。 なお、他の質疑応答や配布資料は市ホームページにも掲載しています。 [Q]汚れは、どの程度きれいにすればよいのか [A]残りカスなどが付いていない程度であれば、油分は残っていても大丈夫です。 [Q]発泡スチロール、トレーはなぜ有料になるのか [A]発泡スチロール、トレーはプラスチック製容器包装であり、 お菓子の袋などのプラスチック製容器包装と一緒に容器包装リサイクル協会を通じてリサイクルを行いますので、 一緒に収集し、有料化するものです。 市民の皆さまにはご負担をおかけしますが、 トレーはお返し大作戦へ、発泡スチロールも運送業者に持って帰ってもらうなど、ご理解・ご協力をお願いします。 [Q]トレーはスーパーなどで引き続き回収してくれるのか [A]引き続きの回収を依頼していくとともに、未実施店へは協力をお願いしていきます。 [Q]生産者、販売店の負担はどうなっているのか [A]容器包装リサイクル法では、 市民は分別排出、市は収集・運搬・保管、生産者はリサイクル費用を負担するよう決められていますが、 収集・運搬・保管費用についても生産者が負担していくよう、市では東京都を通じて国に要望しています。 [Q]当面、現在の不燃袋でプラスチック類ごみを出せるということだが、当面とはいつまでか。 [A]市民の皆さまが現在の不燃袋を使い切ることのできる期間と考えています。 プラスチック類ごみ分別・収集実施後に状況を見ながら決めていきます。 [Q]プラスチック製容器包装とプラスチック製品はリサイクル方法が違うため、 家庭から出す時に分けてもらった方が良いのではないか [A]プラスチック製容器包装の中にはプラマークがついていないものもあります。 また、クリーニングから帰ってくる時にかぶせてあるビニールはプラスチック製容器包装ではありません。 このように家庭では分別に迷うものが多いため、一緒に出していただくこととしました。