◎郷土資料館 令和元年特別展 豊田のむかし 市の中央西寄りに位置する豊田地区は、現在は豊田一~四丁目と東豊田一~四丁目に大きく二分されていますが、 現在の多摩平地域も含め、江戸時代には豊田村という一つの村でした。 近年では、バイパス工事や区画整理のために急速に変貌をとげている地域です。 郷土資料館では、平成27年度から豊田村の旧名主である山口家の資料調査を進めてきました。 それにより、市域では最も古い文禄3年(1594年)の検地帳の原本や、麦酒醸造関係の資料が新たに発見され、 また平成30年度には、大正時代末期のガラス乾板写真を一部公開した写真展を開催しました。 こうした最新の調査の成果をもとに、改めて「豊田のむかし」を探ります。 ■郷土資料館令和元年特別展 豊田のむかし [お問い合わせ]郷土資料館(電話番号042・592・0981) ID:1012364 [日時]10月5日(土)~12月8日(日)9時30分~17時0分 ※入館は16時30分まで。11月5日(火)・11日(月)・18日(月)・25日(月)、12月2日(月)は休館 [会場]新選組のふるさと歴史館 [入館料]200円※小・中学生50円 ◆会期中の催し (1)講演会「草創期の地方ビールと山口麦酒」 山口家で明治19~27年ころまで作られていたビールと、同時代の地ビールについて学びます。 [日時]10月12日(土)午後2時~4時 [会場]市役所5階505会議室 [講師]牛米努氏(明治大学兼任講師) [定員]申込制で先着80人 [申込]電話 (2)講演会「豊田の地形と地名」 各時代の地図を見ながら、豊田地域の地形や地名について学びます。 [日時]11月9日(土)午後2時~4時 [会場]市役所5階505会議室 [講師]今尾恵介氏(地図研究家) [定員]申込制で先着80人 [申込]電話 (3)見学会「豊田の七森を探る」 「豊田七森」と呼ばれた神社の数々を巡ります。 また、領主大久保家の菩提寺であった善生寺なども訪ねます。 [日程]11月30日(土)※小雨決行 [集合]午前9時豊田駅、午後0時30分同所解散 [定員]申込制で先着20人 [申込]9月18日(水)午前9時から電話 [お問い合わせ]郷土資料館(電話番号042・592・0981) 《写真あり》 (1)明治期の小字名入り豊田村絵図 (2)文禄3年(1594)の検地帳 (3)山口麦酒レッテル (4)麦酒関係の帳簿(いずれも山口高央家所蔵) (5)昭和12年の豊田駅改築記念絵はがき(佐藤元雄家所蔵) (6)安田賞の箱(二ノ宮和寛家所蔵)