◎市立病院の非紹介患者初診加算料が改定されます 市立病院とかかりつけ医の診療機能の分担を進めます 市立病院は、急性期・300床・2次救急医療機関として維持・発展するため、 また、地域の診療所やクリニックなどとの連携を深めるとともに市としても市民の皆さまの健康を守るため、 日野市医師会とともに「かかりつけ医」の普及などの取り組みを進めてきました。 この度、「日野市立病院」と「かかりつけ医」が、これまで以上に診療機能の分担を進める一環として、 初診時に紹介状なしで市立病院を受診する場合にお支払いいただく特別の料金(非紹介患者初診加算料)を下記の通り改定します。 市民の皆さまには、ぜひ「日野市立病院」と「かかりつけ医」の役割についてご理解・ご協力をいただきますようお願いします。 [お問い合わせ]市立病院(電話番号042・581・2677) 《イラストあり》 政府広報オンラインから転載 ◆特別の料金の負担 【改定前(平成31年3月31日まで)】1,500円(税別) ↓ 【改定後(平成31年4月1日から)】3,000円(税別) ■病気になったらどうすれば良いの? ~診療の機能分担の仕組みと流れ(イメージ)~ (1)病気かな?と思ったらまずは身近な「かかりつけ医」(診療所など)を受診してください。 (2)かかりつけ医(診療所など) ●日常的な診療 ●健康相談 ●長期間の経過観察 →紹介状 必要に応じて(3)へ (3)日野市立病院 ●急性期の治療 ●専門医による治療 ●精密な検査など →紹介状 症状が安定(2)へ 紹介状なしで初めて受診する場合は、非紹介患者初診加算料を負担していただいています。 生活保護法による公費負担医療受給者および緊急やむを得ない事情がある場合(救急車で搬送された方など)などを除く 非紹介患者初診加算料 3,000円(税別) ■Q&A(質問と回答) 質問:紹介状がなくても市立病院を受診できますか。 回答:非紹介患者初診加算料のお支払いが必要(4月から3,000円(税別))になりますが、受診いただけます。 質問:なぜ、診療所などと200床以上の病院との診療の機能分担が必要なのでしょうか。 回答:200床以上の病院では、急性期の治療・専門医による治療・精密な検査などを行っています。 大きな病院に患者さまが集中すると、医療スタッフや設備には限りがあるため、 急性期病院として本来担うべき専門的医療などの役割を発揮できなくなる恐れが生じます。 また、患者さまにとっても外来で長時間の待ち時間が発生したり、 適切な医療をすぐに受けられない事態などのデメリットが生じることも考えられます。 市立病院では、「市民に信頼され選ばれる病院」(急性期・中核・300床の2次救急医療機関)として今後も維持・発展していくため、 診療所などとの診療の機能分担を進めていきます。ご理解いただきますようお願いします。 質問:かかりつけ医(診療所など)から紹介状を持って市立病院を受診する場合と、 紹介状を持たずに市立病院を受診する場合とでは、どのくらい費用に差があるのでしょうか。 回答:診療内容によって異なるため、詳細には申し上げられませんが、以下の条件での費用(イメージ)を参考にしてください。 条件:3割負担・初診料・紹介状・消費税8%で算出※検査や処置などは含みません(平成31年4月時点) 紹介状持参で来院の場合→診療所での初診料850円+紹介状750円+市立病院での初診料850円=2,450円 直接市立病院に来院の場合→市立病院での初診料850円+非紹介患者初診加算料3,240円=4,090円