◆平成30年度の主な取り組み 1参画と協働のまち…1億1,814万円 ●(仮称)障害者差別解消推進条例の制定に向けた取り組み、障害福祉課の1階フロアへの移転 ●旭が丘地区センターにおける「たき火のようなあたたかいつながり」事業の展開 ●日野市、立川市、三鷹市による住民情報システムの共同利用に向けた導入準備 ●公契約条例の運用~労働環境の適正化や経営環境の維持改善の実現など 2子どもが輝くまち…14億6,889万円 ●保育所待機児童解消に向けた更なる取り組みや一時保育事業の充実 ●子どもの学習・居場所支援などを通じた子どもの貧困対策の充実 ●子育て環境の更なる充実~「ひのっち」専用室を併設した滝合小の学童クラブを新設 ●第3次学校教育基本構想の策定、六小・二中のトイレ改修工事など良好な教育環境の整備など 3健やかでともに支えあうまち…5億5,750万円 ●健康長寿のまちの実現に向けた、がんや口腔の検診などの充実 ●在宅療養体制構築のための基本方針の策定 ●住宅確保要配慮者に対する住宅セーフティネットの構築検討 ●歩きたくなるまちづくり~日野台公園整備工事、浅川遊歩道へのトイレ設置など 4日野人・日野文化を育てるまち…8,691万円 ●移動図書館オンライン化などの図書貸出管理システムの更新 ●「桑ハウス」の保存活用に向けた取り組み ●南平体育館整備事業の推進など 5自然と調和した環境に優しいまち…21億2,823万円 ●日野市、国分寺市、小金井市の市民による3市ごみ減量推進市民会議の発足・開催 ●プラスチック類資源化施設の建設など 6安全で安心して暮らせるまち…11億5,759万円 ●本庁舎の免震化および長寿命化計画の推進 ●土砂災害ハザードマップの作成~地域防災計画への位置づけを含んだ土砂災害への取り組みなど 7地域の魅力を活かした活力あるまち…50億9,454万円 ●公共施設等総合管理計画に基づくモデル地区を定めた個別計画の検討 ●まちづくりマスタープランの改定による目指すべきまちの将来像の検討 ●生産緑地の保全活用検討~テーマ型まちづくり協議会における検討 ●公共交通網の再編に向けた地域公共交通総合連携計画の策定 ●都市計画道路3・4・24号線、幹線市道I-20号線の築造など、都市計画道路などの整備 ●(仮称)商業振興条例の策定~商業まちづくりプラットフォームとの連携など ◆日野市における地方消費税交付金(消費税率引き上げ分)の使い道 平成26年4月から消費税率が引き上げられ、引き上げに伴う増収分は社会保障施策に活用することになりました。 平成30年度における増収分は15億3,200万円になる見込みで、下記の経費に活用しています。 ■日野市における地方消費税交付金(消費税率引き上げ分)の充当先 《表》 社会保障施策の区分:国による分類…社会福祉※1 社会保障施策の区分:日野市の予算による分類…社会福祉総務費、発達支援費、障害福祉費、老人福祉費※4、老人福祉施設費、 児童運営費、ひとり親福祉費、保育園費、児童館費、放課後子ども育成費、生活保護経費など [事業経費]246億4,751万円 財源内訳:特定財源:国都支出金…144億9,289万円 財源内訳:特定財源:負担金など…11億1,473万円 財源内訳:一般財源:地方消費税交付金(社会保障財源化分)…8億8,226万円 財源内訳:一般財源:その他…81億5,764万円 社会保障施策の区分:国による分類…社会保険※2 社会保障施策の区分:日野市の予算による分類…国民健康保険事業費、介護保険特別会計および後期高齢者医療特別会計繰出金 [事業経費]52億9,704万円 財源内訳:特定財源:国都支出金…6億8,135万円 財源内訳:特定財源:負担金など…5万円 財源内訳:一般財源:地方消費税交付金(社会保障財源化分)…4億5,047万円 財源内訳:一般財源:その他…41億6,517万円 社会保障施策の区分:国による分類…保健衛生※3 社会保障施策の区分:日野市の予算による分類…保健衛生総務費、予防費、健康管理費、病院費 [事業経費]24億4,264万円 財源内訳:特定財源:国都支出金…2億8,248万円 財源内訳:特定財源:負担金など…1億1,832万円 財源内訳:一般財源:地方消費税交付金(社会保障財源化分)…1億9,928万円 財源内訳:一般財源:その他…18億4,257万円 合計(平成30年度当初予算額650億5,000万円のうち) [事業経費]323億8,719万円 財源内訳:特定財源:国都支出金…154億5,672万円 財源内訳:特定財源:負担金など…12億3,310万円 財源内訳:一般財源:地方消費税交付金(社会保障財源化分)…15億3,200万円 財源内訳:一般財源:その他…141億6,537万円 (注)金額は各欄ごとに1万円未満を四捨五入しているため合計が合わない場合があります ※1:生活保護、児童福祉、母子福祉、高齢者福祉、障害福祉など ※2:国民健康保険、介護保険、年金など ※3:医療に係る施策、感染症その他の疾病の予防対策、健康増進対策など ※4:社会保険に係る介護保険特別会計および後期高齢者医療特別会計への繰出金を除く ◆日野市の財政状況 市税は横ばいで扶助費が継続的に増加していますが、借金(市債残高)を減らし貯金(基金残高)を増やし、 持続可能な財政運営を行っています。 《グラフ》(単位:億円) ■一般会計…当初予算10年の推移 その他の経費 平成21年…384.5 平成22年…378.4 平成23年…394.0 平成24年…366.2 平成25年…383.9 平成26年…396.6 平成27年…431.1 平成28年…446.6 平成29年…435.5 平成30年…456.9 扶助費 平成21年…99.1 平成22年…121.5 平成23年…140.8 平成24年…151.6 平成25年…154.2 平成26年…156.1 平成27年…165.5 平成28年…168.5 平成29年…177.1 平成30年…193.6 市税 平成21年…282.0 平成22年…273.2 平成23年…278.4 平成24年…273.0 平成25年…280.6 平成26年…284.0 平成27年…294.2 平成28年…298.5 平成29年…293.8 平成30年…302.1 歳出総費 平成21年…483.6 平成22年…499.9 平成23年…534.8 平成24年…517.8 平成25年…538.1 平成26年…552.7 平成27年…596.6 平成28年…615.1 平成29年…612.6 平成30年…650.5 ・市税はおおむね270億円から300億円程度で推移。 ・歳出総額は10年間で150億円以上増加。 ・主に高齢化の進展や子育て支援の充実などから扶助費(社会保障に要する経費)が増加。 《グラフ》(単位:億円) ■基金残高(貯金)の推移(一般会計・特別会計合計) 平成21年決算…137.0 平成29年末見込…144.2 基金は、家計における「貯金」にあたるもので、急激な税収の減や予測できない災害や公共施設の老朽化などに対応するため必要です 《グラフ》(単位:億円) ■市債残高(借金)の推移(一般会計・特別会計合計) 平成21年決算…819.8 平成29年末見込…613.4 市債は、多額の資金を必要とする事業を実施するため、国や銀行から借り入れる借金のことで、 基金とのバランスを見ながら、残高を着実に減らしています ◆市民1人当たりに換算すると 1人当たり税負担→16万3,525円(3,828円増) 1人当たり歳出額→35万2,076円(1万9,114円増) ※()内は前年比増減 民生費 高齢者や障害者などに対する社会福祉、児童福祉や生活保護のための費用 17万723円(5,789円増) 衛生費 ごみ処理、保健衛生、予防接種、環境衛生などの費用 3万9,448円(7,136円増) 土木費 道路の新設・維持管理や公園整備、市営住宅の維持管理などの費用 3万4,804円(265円減) 消防費 消防活動、災害対策などの費用 1万2,252円(76円増) 教育費 小・中学校教育、社会教育、市民会館、公民館活動、スポーツ活動などの費用 3万6,527円(348円増) 総務費 庁舎管理、徴税、統計、選挙事務や戸籍、住民登録などに必要な費用 3万5,930円(7,074円増) 公債費 市債(市の借りたお金)の返済のための費用 1万5,413円(131円増) その他 市議会運営、労働、農業、商工振興などのための費用 6,979円(1,174円減) 貯金(基金残高) 4万7,298円(5,330円減) 借金(市債残高) 18万2,173円(7,859円増) ※歳出額は一般会計のもの ※市民1人当たりの金額は平成30年4月1日現在の人口184,761人(外国人を含む)で算出 ◆平成29年度下半期財政状況(平成30年3月31日現在) ■市有財産 《表》 土地:171万平方メートル 建物:34万平方メートル 公共施設建設基金:15億3,333万円 職員退職手当基金:13億1,463万円 財政調整基金:40億6,688万円 環境緑化基金:4億9,120万円 平和事業基金:1億円 バリアフリー事業推進基金:9,868万円 土地区画整理事業基金:17億7,813万円 介護給付費準備基金:7億1,480万円 市民体育施設整備基金:5億9,836万円 学校施設整備基金:6億2,216万円 減債基金:3億2,722万円 新選組関連資料収集基金:2,141万円 ごみ処理施設整備基金:25億6,978万円 福祉あんしん基金:1億2,794万円 病院整備基金:5,319万円 合計:144億1,774万円 ※金額は各欄ごとに1万円未満を四捨五入しているため、合計が合わない場合があります ■市債の状況(単位:億円) 《表》 [会計名]一般会計 28年度末残高:317.4 29年度借入金:26.3 29年度元金償還額:25.3 29年度末残高:318.4 [会計名]下水道事業特別会計 28年度末残高:222.5 29年度借入金:5.4 29年度元金償還額:21.1 29年度末残高:206.8 [会計名]病院事業会計 28年度末残高:68.7 29年度借入金:0.9 29年度元金償還額:5.1 29年度末残高:64.5 [会計名]土地区画整理事業特別会計 28年度末残高:26.9 29年度借入金:0 29年度元金償還額:3.2 29年度末残高:23.7 [会計名]合計 28年度末残高:635.5 29年度借入金:32.6 29年度元金償還額:54.7 29年度末残高:613.4 ※29年度末残高は見込額を含む ■平成29年度下半期各会計別予算執行状況(単位:億円) 《表》 [会計名]一般会計 予算現額:656.8 収入済額:633.2 支出済額:587.8 [会計名]特別会計:国民健康保険 予算現額:190.9 収入済額:178.9 支出済額:173.4 [会計名]特別会計:土地区画整理事業 予算現額:39.5 収入済額:26.9 支出済額:6.1 [会計名]特別会計:下水道事業 予算現額:49.1 収入済額:40.3 支出済額:41.1 [会計名]特別会計:介護保険 予算現額:131.3 収入済額:119.7 支出済額:116.1 [会計名]特別会計:後期高齢者医療 予算現額:40.8 収入済額:40.4 支出済額:40.5 [会計名]特別会計:市立病院事業(収入) 予算現額:90.6 収入済額:75.0 支出済額: [会計名]特別会計:市立病院事業(支出) 予算現額:101.6 収入済額: 支出済額:84.4 ※市立病院事業会計は「資本的収入および支出」を除く ※一般会計および土地区画整理事業の予算現額には繰越明許費を含む