◎ひのっ子すくすくプラン(日野市次世代育成支援行動計画)子育て応援します  平成15年に次世代育成支援対策推進法が成立し、各自治体に次世代育成支援行動計画の策定が義務づけられました。これを受け、日野市では子育てしやすいまちをめざして、「ひのっ子すくすくプラン」を策定しました。  「ひのっ子すくすくプラン」は、日野市の基本計画である日野いいプラン2010と連携・強化し、市の子育て施策の推進を図るものです。日野市には保健、教育、福祉等の各部門でプランが立案され、遂行されているところです。「ひのっ子すくすくプラン」では、各プランの子育て関連領域と協働・協調を図り、子育て支援に関わる施策を総合的に調整し推進していきます。  計画期間は、平成17〜26年の10年間です。プランでは5年間の数値目標を掲げ、次の5年でさらに計画の見直しを行っていきます。  また、市民と行政の協働体制をつくり、プランの積極的な推進を図っていきます。  「ひのっ子すくすくプラン」は、中央、高幡、日野、多摩平、平山、百草の各図書館及び市政図書室で閲覧できます。また、市ホームページでも見ることができます。 〔重点的な取り組み〕 (1)発達段階に応じた子育て支援プログラム実施 (2)農や自然を生かした継続的体験プロジェクトの実施 (3)次の世代の親育て (4)子どもの体験・経験事業の充実 (5)市民参加での居場所づくり (6)事業所と協働での子育てにやさしい職場づくり (7)多様な制度を活用した保育の充実 〔子育て支援の基盤となる事業の実施目標〕 ○保育園待機児の解消 ○子ども家庭支援センター・子育てひろばの充実 ○児童館・学童クラブの充実 ○ファミリー・サポート・センターの充実 ○幼保一元化の取り組み ※子育て情報満載の「知(し)っ得(とく)ハンドブック」は市ホームページでも見ることができます。 子育ち||一人ひとりが輝く主体的でたくましいひのっ子育て|| --心と体の健やかな成長を支える--  発達段階に応じた支援や、親子への食教育の充実、農や自然の活用により、子どもたちの心と体の健やかな成長を支えます。 --対話と関わりによる子育て文化の伝承--  子育ては、次代の親を育てることでもあります。「子どもの人権意識の醸成を」を出発点に、次代の親の育成を図ります。 --出会いと豊かな体験を生み出す環境づくり--  育ちの場となる遊び環境づくり、子どもや親子の居場所づくり、地域の安全や安心づくりに取り組みます。 --豊かな人間性を育む遊び・学びの場づくり--  自然・社会体験機会の充実、子どもの力を引き出す遊びプログラム、学びの場を充実させ、豊かな人間性を育む場をつくります。 親育ち||子育ての豊かさと楽しさの発見|| --育児・子育てを励ます人と場づくり--  子育て支援者の育成、市民ニーズに応じたプログラムづくり、身近な子育て支援の場の確保に取り組みます。 --周産期における医療・保健・福祉の支援体制づくり--  周産期という育児のスタート期に着目し、医療・保健・福祉の充実、育児学習の提供などの施策を展開します。 --育児・子育ての緊急対応、特別支援の体制づくり--  被虐待、障害、不登校等の特別な支援を必要とする子どもへの支援施策を展開します。 --子育てに向かうためのゆとりづくり--  家庭のあり方の見直し、就労環境整備、コスト負担軽減により、子育てに向かうためのゆとりをつくる施策を展開します。 --多様なニーズを受け止められる子育て支援--  多様なニーズに対応する保育の場づくり、保育の質の向上に取り組むとともに、子育て支援拠点の調整機能を強化します。 地域育ち||共に生き、互いに育て合うまち|| --地域参加のきっかけと仕組みづくり--  地域コミュニティー交流の促進、身近な地域での子育て支援の場の確保、「ご近所デビュー」の仕組みづくりの施策を展開します。 --教育の場とまちづくりの相互連携--  地域ぐるみでの学校運営を目指すとともに、地域拠点としての学校施設、大学等の社会資源を活用します。 --子育てが楽しくなる安全・安心なまちづくり--  道路や公園の整備にも、市民の声を直接生かして子育てしやすいまちづくりを目指します。 ||市民と行政の協働による計画の推進|| 【問合せ先】子育て課 ◎(仮称)日野市まちづくり条例 −素案ができました−  平成14年12月、「(仮称)まちづくり条例(素案)」を策定するため、市民、学識経験者、市職員三者からなる「第2期市民まちづくり会議」が設置されました。そして、市民まちづくり会議で市民意見や市民提案の募集をしたところ、約120の市民提案が寄せられました。  この提案募集の実施に先立ち、市民まちづくり会議では、市民がまちづくり条例に関する知識を学習し、提案ができるように連続5回の「まちづくり講座」を開催。また実際に市民提案を書くためのサポートの場として、2回の「まちづくり寺子屋」を開催しました。  その後、市民まちづくり会議では、約120の市民提案を整理し、平成16年11月に「まちづくり条例の提言」としてまとめ、「まちづくり条例フォーラム」を開催するなどして、広く公表してきました。  市では、この提言をもとに、分科会活動を含め50回以上に及ぶ検討を重ね、このほど「(仮称)日野市まちづくり条例(素案)」を作成しました。 −まちづくり条例の概要−  この条例は、主に5つの基本的な事項を定めています。 1.まちづくりの理念や責務を定めています  日野市のまちづくりを進めていくうえでの基本理念や、市・市民・事業者の責務などを定めています。 2.市民参画のまちづくりを進めるための様々な計画制度を定めています  市民参画のまちづくりを推進するための様々な計画を提案できる制度を定めています。 3.都市計画への市民参画の手続きを定めています  日野市のまちづくりを支える制度となっている都市計画についての市民参画の手続きを定めています。  市民が主体となって都市計画を提案できる制度の手続きや、都市計画の作成や決定段階における市民参画の手続きを定めています。 4.開発事業の手続きの明確化をはかっています  近年課題となっている開発事業について手続きの明確化をはかります。その中で開発の計画段階から、事業者に説明会を義務づけるなどの手続きを定めています。 5.市民参画のまちづくりの支援を定めています  地区まちづくり計画などの市民が行うまちづくりの支援制度を定めています。  市民が地区まちづくり計画やテーマ型まちづくり計画などを考える際に、専門家の派遣や、その活動への助成を行っていきます。  「(仮称)日野市まちづくり条例(素案)」の5つの基本的事項について概略をお伝えしましたが、詳しい内容は、中央・高幡・日野・多摩平・平山・百草の各図書館、市政図書室、七生支所、豊田連絡所で閲覧できます。また、市ホームページでも見ることができます。 ※ご意見をお聴かせください  この素案に対するご意見・ご提案は、4月30日(土)(必着)までに住所、氏名、電話番号その他連絡先を記入し、次のいずれかの方法でお寄せください。 【郵送】〒191・8686日野市役所都市計画課 【FAX】583・4483 【Eメール】tosikei@city.hino.tokyo.jp 【問合せ先】都市計画課 ◎丘陵地ワゴンタクシー −明星大学〜市立病院の運行経路を変更−  明星大学と市立病院を結ぶ丘陵地ワゴンタクシー明星ルートが、4月1日から運行経路の変更と乗降場の新設をしました。  なお、詳しい案内チラシを市役所1階市民相談窓口・3階都市計画課、七生支所で配布しています。また、市ホームページにも掲載しています。皆さんのご利用をお待ちしています。 ▽運行日=土曜・日曜日、祝日を除く平日(変更なし) ▽新経路・新乗降場、新時刻表については問い合わせを ▽運賃=大人200円、小児100円※未就学児無料(変更なし) ▽問合せ先=都市計画課