5.市民サービスの向上と民間委託の推進を〜第3次日野市行財政改革の推進  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  厳しい財政状況が続く中、安全・安心や子育て支援、健康増進など、新たな行政サービスを提供していくため、積極的に行財政改革を進めます。行財政改革の推進は、「第3次日野市行財政改革大綱」とその実施計画、並びに具体的な数値目標を掲げた「集中改革プラン」により、 [1]職員数の削減や適正な給与水準の実現 [2]市民サービスの向上と、運用の効率化を図るため民間委託の推進 [3]事務事業を見直し、成果を重視した効果的な行政運営の実施  また、市民と行政との役割分担を明確にした協働体制による取り組みを進めます。 6.障害者の社会的自立を支援する基盤整備  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  昨年10月に制定された障害者自立支援法の精神を踏まえ、「障害者保健福祉ひの5か年プラン」を実現するため、次の事業に取り組みます。 [1]社会福祉法人「夢ふうせん」及び「青い鳥福祉会」の施設整備を支援し、障害者の授産・更生の場を拡充 [2]「希望の家」の充実と新たに障害者向け初期診療機能を併設した「(仮称)発達支援センター」、「(仮称)生活・就労支援センター」とするための検討 7.国道20号日野バイパスの開通〜地域ごとに顔が見えるまちづくりの推進  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ [1]国道等幹線道路の整備 (1)いよいよ国道20号日野バイパスが開通します。さらに川辺堀之内から西平山へ向かうルートが正式に道路認定されました。今後、導入される公共施設管理者負担金を活用して豊田南・西平山区画整理事業に取り組みます (2)東町区画整理地区内の都市計画道路3・4・8号線が市民の森スポーツ公園前まで開通します [2]主要な駅周辺での整備 (1)日野駅周辺では、日野宿通り周辺再生・整備計画により、日野駅前通りバリアフリー化とともに旧八王子信用金庫を「(仮称)日野宿交流館」として整備します (2)豊田駅周辺では、多摩平団地の建て替え及び駅北口の修景事業を進めます。また駅舎のバリアフリー化を進めるとともに、豊田南区画整理事業にあわせた南北の総合的なまちづくりを検討します (3)高幡不動駅周辺では駅舎の橋上化にあわせ、平成19年4月の南北自由通路の開通を目指します |||平成18年度主要事業 1.参画と協働のまちづくり  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ [1]「日野いいプラン2010」の推進〜市民による中間検証 [2]広報ひの及び市ホームページの充実 [3]窓口での市民サービスの向上 [4]コンビニエンスストア等での収納を拡大 [5]電子自治体への取り組みを充実 [6]土地開発公社の経営健全化 [7]「第3次日野市行財政改革」及び「集中改革プラン」の推進 [8]指定管理者制度の導入 [9]入札及び契約制度の改善 [10]七生支所移転の準備 [11]市立病院の公営企業法の全部適用の準備 2.日野人(ひのびと)・日野文化を育てるまちづくり  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ [1]日本一の学校ICT教育を目指した学校ICT教育の実施 [2]小・中学校の校舎の耐震化を平成19年度に完了 [3]平山小の建て替え  平成18・19年度の2カ年工事で平成20年4月の開校に向けた整備 [4]一中の建て替え  平成18年度実施設計、平成19・20年度の2カ年工事で平成21年4月の開校に向けた整備 [5]小・中学校施設の充実 [6]教育用機器・備品などの充実 [7]教育用消耗品等の充実 [8]学校図書館の充実 [9]学校給食の充実  小学校調理業務委託(3校)の推進 [10]食育の推進 [11]ひのっ子学力向上 (1)基礎学力の向上(少人数学習による指導、授業改善の推進) (2)特色ある学校づくり(小・中学校の指定研究、校内研究への取り組み) [12]特別支援教育の取り組み [13]不登校対策の実施 [14](仮称)市民スポーツセンター建設に向けた取り組み [15]図書館のサービス向上  図書館基本計画を市民参画で策定・施設の再整備と充実 [16]新たなスポーツグラウンドとして多摩川河川敷の有効活用及び(仮称)浅川スポーツ公園グラウンドの改修 3.ふれあいのあるまちづくり  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ [1]地域コミュニティ活動の促進と拠点づくり (1)水と緑の体験施設(南新井)開設 (2)(仮称)百草地区センター開設 (3)日野駅北西部に地区センターの開設を準備 (4)駒形公園集会施設開設 (5)平山地区センターと平山図書館の複合施設の実施設計 (6)第二武蔵野台地区センター建て替え (7)地区センターのバリアフリー化(8施設) [2]職員による地域サポーター制度の推進 [3]消費者相談業務の充実 4.対等の立場で心のかようまちづくり  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ [1]次世代育成支援行動計画「ひのっ子すくすくプラン」の推進 (1)子育て支援サービスの充実〜待機児解消に向けた具体的な取り組み ア 日野駅の近くに新たに民間保育所を開設、市内で初めて休日保育を実施 イ 日野駅の近くにある保育室を認証保育所へ格上げ ウ 民間9園で午後8時まで保育時間を延長 エ 小学6年生までの児童手当支給拡大 オ ファミリー・サポート・センター事業の充実 カ 子育てパートナーの推進と活動支援 キ 子育て後の再就職あっせん事業の実施 ク 「あさひがおか幼児園」の充実 ケ 巡回相談の拡大(就学前巡回相談、保育カウンセラー配置) (2)保育園等改革計画の策定と実施 (3)子ども家庭支援センターの充実 ア 先駆型子ども家庭支援センターの開設 イ 虐待ゼロに向けた取り組み ウ 子ども家庭在宅サービスの充実(一時保育、トワイライトステイ、ショートステイ) (4)学童クラブの充実(全員入所の継続) ア 学童クラブの開設(さくら第一学童の分設) イ 非常通報システムの整備 [2]「シルバー日野人安心いきいきプラン」の推進 (1)高齢者福祉サービスの充実 ア 第3期介護保険事業計画の推進 イ 「長寿を楽しく・美しく」プランの推進(高齢者訪問指導事業等) ウ 高齢者見守り支援ネットワークの構築 エ 高齢者福祉サービスの充実(施設入所の高齢者が民家を訪れる逆デイサービス等の拡大) オ 特別養護老人ホームあすなろの開設 カ 地域包括支援センターの設置 キ 空きアパート等を高齢者憩いの場とする取り組み ク 「老人介護・児童・医療等多機能型複合施設」への補助 [3]「障害者保健福祉ひの5か年プラン」の推進 (1)障害者福祉サービスの充実 ア 社会福祉法人「夢ふうせん」の施設整備を支援(平成19年度開設) イ 「(仮称)発達支援センター」、「(仮称)生活&就労支援センター」開設の検討(希望の家事業の発展的再編) ウ 「青い鳥福祉会」の施設整備を支援 [4]「日野市男女平等行動計画」の推進 [5]引きこもりなどへの対策 (3面につづく) |||平成18年度予算  日野市の新年度予算は、当面する行政課題に積極的に向きあった「集中・重点型予算」とし、住み続けたいまちを目指して編成しました。 一般会計 488億8千万円(前年度比5・7%増) ▼歳入  市税が269億701万円で、前年度に比べ6・2%の大幅な増となりました。これは、景気の回復がようやく個人所得に反映し始めたことや、定率減税の引き下げなどの税制改正による個人市民税の伸びに支えられたことによるものです。  地方譲与税についても、前年度に比べ51・1%増となりました。これは三位一体改革による税源移譲で、所得譲与税が4億9千300万円の大幅増となったことによるものです。  地方特例交付金は、8億5千万円で、前年度に比べ23・4%減となりました。税制改正による定率減税の引き下げの影響によるものです。  国庫支出金は、三位一体改革による影響額が約4億6千万円見込まれていますが、小・中学校の施設整備や道路整備の伸びにより、前年度に比べ2・7%増となりました。  繰入金は市税の増収等により、基金繰入金が4億6千846万円の減となりました。  市債は小・中学校の耐震補強、建替工事の促進により、前年度に比べ25・4%増の37億2千330万円となりました。なお赤字公債である減税補てん債及び臨時財政対策債については、前年度より2億9千900万円の減となりました。 ▼歳出  「安全・安心のまちづくり」施策、「日野人(ひのびと)げんき!」プラン施策、「ひのっ子すくすくプラン」施策のほか、ICT教育の推進など教育環境の整備、障害者自立支援法を踏まえた障害保健福祉サービスの充実など、市民の皆さんにとって必要な事業に重点的に配分した予算となっています。 特別会計 484億9千616万円(前年度比1・0%増)  国民健康保険特別会計の140億8千46万円、介護保険特別会計の70億2千586万円や病院事業特別会計などの増によるものです。