◎日野市観光基本計画(素案)ができました  市では、公募市民、観光関連団体・事業者、交通事業者などによる策定委員会を組織し、昨年9月から「日野市観光基本計画」の策定作業を行ってきました。このほど素案がまとまりましたので、皆さんのご意見をお聴かせください。     (産業振興課) |||計画の目的  近年の観光の流れとして、今までの観光スポットを団体で「見る」観光から、少人数で地域の人々との「交流・ふれあい」を求める観光へと変化しています。  市も今までの観光の考え方から、今まで観光という視点で捉えていなかった事業や施設を見直すなど、近年の観光の流れに沿った新たな観光施策の展開が望まれます。  この計画は、これらの状況を踏まえ、観光がもたらす人々の交流、観光消費による経済効果、市を知るきっかけになる広報効果など、様々な波及効果を地域の活性化に結びつけることを目的として定めるものです。 |||基本理念(案) 『もう一度訪れたくなるまち 日野』  「日野らしさ」を伝え、日野の観光資源を生かし、将来にわたって提供・享受できるような観光まちづくりを進め、一度訪れた人がもう一度訪れたくなるようなまちを目指します。 |||主な視点(案)  基本理念を実現させるため、主な視点として5つの基本方針を定め、計画的に諸施策を推進していきます。 ■基本方針 (1)みんなで歩ける観光まちづくり (2)地元産業と協働する観光まちづくり (3)みんなが協力する観光まちづくり (4)情報発信の整備推進 (5)地区別の特徴を生かした観光まちづくり |||計画期間  この基本計画の計画期間は、平成18〜22年の5年間とします。 |||素案の内容を見るには  市役所3階産業振興課、七生支所、豊田駅連絡所、市内各図書館で閲覧できます。  また、市ホームページにも掲載しています。 |||ご意見をお聴かせください  この素案に対するご意見・ご提案は、5月15日(月)(必着)までに「観光基本計画提案」と明記し、次のいずれかの方法でお寄せください。 [郵送]〒191\8686日野市役所産業振興課「観光基本計画」係 [FAX]583・4483 [Eメール]kanko@city.hino.lg.jp ◎【基本理念】 もう一度訪れたくなるまち 日野 ==みんなで歩ける観光まちづくり== ■歴史と自然を生かした観光まちづくり  市に多く存在する古い社寺や新選組をはじめとする史跡を歴史観光資源として活用します。また、市の豊かな自然や、親水路、公園などを自然観光資源として活用するとともに保全を推進することで、持続可能な提供を進めます。 ■観光ルートの活用と創出  テーマ性のある観光ルートを活用・創出するとともに、イベントや体験型の観光を組み合わせることにより充実をはかります。 ■観光基盤の整備  道路整備、観光案内板の整備、ユニバーサルデザインを推進するとともに、商店街等での観光客の消費を誘発する方策の検討などすべてのゲストにやさしいまちづくりを目指します。 ==地元産業と協働する観光まちづくり== ■観光農業の推進  農業体験や園芸体験などのグリーン・ツーリズムやエコ・ツーリズムを推進します。 ■日野ブランドの活用と創出  日野の地場産品・特産品を日野ブランドとして活用し、それらを扱う市場を創出します。また、地元で生産されたものを地元で消費する「地産地消」の考え方を推進します。 ■産業観光の推進  地元企業が行うイベントをゲスト・市民・企業とのふれあいの場として活用するとともに、工場見学会の実施などによる新たな観光資源の創出を推進します。 ==みんなが協力する観光まちづくり== ■ふれあい・交流を求めて訪れるゲストの受け皿づくり  農業体験や体験教室を通じてリピーターの拡大を目指すとともに、市民ボランティア・ガイドの充実により、ホスピタリティの充実・向上を目指します。 ■行政・市民・企業の交流  多様な団体・組織が一体となり、それぞれの立場を尊重しながら、役割を認識し、協力する観光まちづくりを進めます。 ==情報発信の整備推進==  IT(ホームページ等)を活用するとともに、人・物・活動を通じた多方面からの情報発信を進めます。また、効果的な情報発信の方法・仕組み・時期等についても検討します。 ==地区別の特徴を生かした観光まちづくり==  観光資源の分布の状況やその特色など、地区の特徴を生かした観光まちづくりを進めます。 ◎ひの市民大学で学びませんか  ひの市民大学は「いつでも・どこでも・だれでもが学習できる場」を目指し、バラエティに富んだ講座を市民の皆さんの企画運営で提供しています。 (中央公民館電話:581−7580) (1)開講式 「酷寒の地で活動する南極観測隊員」     先着200人; [日程]4月22日 [時間]午後2時〜4時 [会場]市民会館小ホール [内容]南極の生活とオーロラ観測 [講師]巻田和男氏(拓殖大学工学部教授) (2)定例講座 「武士の時代の多摩」 先着70人; [日程]5月13日 [時間]午後2時〜4時 [会場]市役所5階505会議室 [内容]源平争乱と多摩地域の武士 [講師]峰岸純夫氏(前中央大学教授) [日程]6月10日 [時間]午後2時〜4時 [会場]市役所5階505会議室 [内容]十院不動堂から高幡不動へ [講師]峰岸純夫氏(前中央大学教授) [日程]7月8日 [時間]午前10時〜正午 [会場]市役所5階505会議室 [内容]武蔵国吉富郷真慈悲寺 [講師]市教育委員会学芸員 [日程]8月12日 [時間]午後2時〜4時 [会場]市役所5階505会議室 [内容]多摩川流域の武州南白旗一揆 [講師]小国浩寿氏(都立一橋高校教諭) [日程]9月9日 [時間]午後2時〜4時 [会場]市役所5階505会議室 [内容]多摩地域の戦国城郭 [講師]斉藤慎一氏(江戸東京博物館学芸員) (3)総合教養学部 「家庭菜園でたのしい野菜づくり」 先着70人; [日程]5月20日 [時間]午後2時〜4時 [会場]市役所5階505会議室 [内容]夏野菜の上手な育て方 [講師]金子弘明氏(平山蔬菜(そさい)研究会代表) [日程]6月24日 [時間]午後2時〜4時 [会場]市役所5階505会議室 [内容]秋野菜のつくり方 [講師]金子弘明氏(平山蔬菜(そさい)研究会代表) (4)専門教養学部 「古典落語から学ぶ江戸文化」 先着200人; [日程]6月17日 [時間]午後2時〜4時 [会場]市民会館小ホール [内容]火焔(かえん)太鼓(古典落語)と江戸の街並 [講師]三遊亭鳳好(ほうこう)氏(指田達人氏) ※いずれも土曜日。直接会場へ ◎多摩・島しょ 子ども体験塾 ==米村でんじろうのスーパーサイエンスショー== ▽日時=7月26日(水)午後2時〜3時30分 ▽会場=八王子芸術文化会館いちょうホール(全席指定) ▽内容=声変わりハウス実験、科学特捜隊実験コーナー、風船まきまき実験ほか ▽出演=米村でんじろうほか ▽対象=日野市・八王子市在住の小・中学生を中心とした親子※未就学児も入場可(事前申込制で生後6カ月以上の未就学児の託児あり。1人500円) ▽申込み=5月15日(月)(消印有効)までにハガキで。住所、代表者氏名、希望人数と全員の氏名・学年(年齢)、電話番号を記入し、〒183―0001府中浅間郵便局留「子ども体験塾・サイエンスショー八王子係」へ※申込多数の場合は抽選。託児を希望の場合は「託児希望」・人数・年齢を、車いす席を希望の場合は「車いす席希望」と記入 ▽問合せ先=多摩・島しょ子ども体験塾事務局(電話:042・385・3448午前10時〜午後6時※土曜・日曜日、祝日を除く) ◎市民会館共催事業 ==ラブ・レター」== (集英社刊「鉄道員(ぽっぽや)」より) 7月9日(日)午後5時30分から/大ホール/脚本・演出・新藤兼人、出演・金子昇、吉本多香美、佐野瑞樹ほか/全席指定6千500円 ※市民会館、ちけっとぽーと、電子チケットぴあ等で発売中/主催・ニッポン放送/ちけっとぽーと(電話:03・3357・9999)