◎いつまでも平和であるために **8月は平和月間**  昭和20年に太平洋戦争が終わってから今年で61年。市では、日本国憲法の理念のもと、世界の恒久平和を願い、毎年8月に催しを行っています。この催しを通して、さまざまな角度から平和について考えてみませんか。 ■平和展 ▽日時=8月4日(金)〜8日(火)午前9時〜午後5時※4日は午後1時から、8日は正午まで ▽会場=市民会館大ホール ▽会場=市役所1階市民ホール・101会議室 ▽内容=パネル展(日野市のあしどり、日野市国際交流協会、シニア海外ボランティア)、ビデオ上映(躍進する日野市)、戦争遺物展示、「昔のおもちゃで遊ぼう」 ▽問合せ先=総務課 ■図書館事業 ▽日時=8月1日(火)〜31日(木)午前10時〜午後7時※土曜・日曜日は午後5時まで。月曜日は休館 ▽会場=百草図書館 ▽内容=図書の展示「戦時下の暮らし」 ▽問合せ先=百草図書館(電話:042-594-4646) ■平和の集い ▽日時=8月6日(日)午前10時〜午後0時30分 ▽内容=第1部『マレーネとフロリアン』、第2部『チャーリーとチョコレート工場』 ▽定員=当日先着150人(当日午前9時30分から市民会館大ホールで整理券配布) ※今年度は「ひのっ子映画祭&平和の集い」として開催 ▽問合せ先=総務課 ■公民館平和事業 平和アニメ映画会 ▽内容=映画「はとよひろしまの空を」、「心の花たば」、「セロひきのゴーシュ」、市民ボランティア(高尾正子氏、宮田俊雄氏、多胡敬一郎氏)による朗読「かわいそうなぞう」、「ランドセルをしょったじぞうさん」 ▽申込み先=下記の各児童館※上映作品・時間等、詳細は問い合わせを 8/1(火) [午前]しんめい児童館(電話:042-583−6588) [午後]ひの児童館(電話:042-581−7675) 8/2(水) [午前]あさひがおか児童館(電話:042-583−4346) [午後]みさわ児童館(電話:042-591−3456) 8/4(金) [午前]ひらやま児童館(電話:042-592−6811) [午後]もぐさだい児童館(電話:042-591−7001) ●平和公演 「8月に何があった〜次の世代に伝える戦争と平和」 ▽日時=8月12日(土)午後2時〜3時30分 ▽会場=市民会館小ホール ▽出演=戦争体験者、「のんど会」(公民館利用サークル)、「チューリップ・ツリー」(二中演劇部卒業生)、「ゆりのき」・「男声合唱団エルデ」・「アンサンブル・トヨキタ」の有志、内藤和美(朗読指導)、蓼沼明子(ピアノ)、茂呂薫子(指揮) ▽定員=180人 ▽申込み先=中央公民館(電話:042-581-7580) □平和祈念の黙とうを  広島市、長崎市の平和祈念式典では、両市長から全世界に向けて「平和宣言」が行われ、平和の鐘を合図に1分間の黙とうが捧げられます。それぞれの家庭・職場・地域でも黙とうをお願いします。 ▽日時=広島…8月6日(日)午前8時15分     長崎…8月9日(水)午前11時2分 ■小布施(おぶせ)のまちづくり  日野市長 馬場弘融(ひろみち)  長野県の小布施町を歩いてきました。人口1万人ほどの小さな町です。栗菓子と北斎の美術館で知られており、観光客で賑わっていました。  古い家々に落ちついた風情があります。必要なところは民地でも土地の交換により、みどりの熊笹茂る築山として開放。何とも潤いを感じる町並みです。  実は30年ほど前から、町とデザイナー、和菓子の小布施堂と信用金庫そして地域住民らが協力し、美しい景観をめざして息の長いまちづくりが進められているのです。  ポイントは5つ。 (1)核になる建物を生かす (2)一定のデザイン基準 (3)住民・事業者・行政の協働 (4)内は自分のもの外はみんなのもの、という合言葉 (5)時間をかけ無理をせず少しずつ  小布施という町がもっている個性を生かしながら、着実な景観づくりです。土蔵を大切にしています。水路はもとより駐車場まで、周りにみどりを取り込んでいる。裏通りもお互いの譲り合いの成果です。  小布施堂から始まった町並み修景ですが、どこかの家で改築が行われる度に少しずつ広がっている。  私たちが手がけようとしている「日野宿再生」事業に、参考になる手法だと思いました。