◎日野市子ども権利条例(けんりじょうれい)(素案(そあん)) ご意見をお聴(き)かせください  市では、市及び市民(しみん)が一人ひとりの子どもの権利(けんり)を尊重(そんちょう)し、保障(ほしょう)を進め、子どもにとって一番良(よ)いことを最優先(さいゆうせん)に考えるまちをつくるために、「日野市子ども権利条例(けんりじょうれい)」の制定(せいてい)に向けての検討(けんとう)を進めています。その条例(じょうれい)の素案(そあん)をまとめましたので、皆(みな)さんのご意見をお聴(き)かせください。   (子育て課(か))  「日野市子ども権利条例(けんりじょうれい)」は、3年余(あま)りの時間をかけて市役所庁内(ちょうない)プロジェクトチームや、参加(さんか)をしたいと思(おも)って集(あつ)まった市民(しみん)によるおとな会議(かいぎ)、こども会議(かいぎ)で検討(けんとう)を重(かさ)ねてきました。平成17年10月にプロジェクトチームとおとな会議(かいぎ)による条例案(じょうれいあん)(市の法律(ほうりつ))と各条文(かくじょうぶん)の解説(かいせつ)が完成(かんせい)しました。  今回、皆(みな)さんからご意見をいただく素案(そあん)は、このプロジェクトチームとおとな会議(かいぎ)が作成した案(あん)をもとに作成したものです。  今後は、お寄(よ)せいただいたご意見を参考(さんこう)にしてさらに検討(けんとう)をおこない、最終的な条例案(じょうれいあん)を市議会(しぎかい)に提出(ていしゅつ)する予定です。また、お寄(よ)せいただいたご意見などの内容(ないよう)は、それらに対する市の考え方と併(あわ)せて、市ホームページなどで公表します。 ■「日野市子ども権利条例(けんりじょうれい)(素案(そあん))」の概要(がいよう) ●日野市における子どもの権利(けんり)に関する基本理念(きほんりねん)を定め、市及び市民(しみん)が一人ひとりの子どもの権利(けんり)を尊重(そんちょう)し、保障(ほしょう)をすすめることで、子どもの幸福を実現(じつげん)することを目的とし、基本理念(きほんりねん)や市やおとな、子ども等の責務(せきむ)を明らかにしています。 ・子どもは、ひとりの人間として、人格(じんかく)や個性(こせい)が尊重(そんちょう)されることを基本理念(きほんりねん)とします。 ・市は、子どもの権利(けんり)を尊重(そんちょう)し、あらゆる施策(しさく)を通してその保障(ほしょう)に努(つと)めなければなりません。 ・おとなは、子どもの権利(けんり)について理解(りかい)を深め、その保障(ほしょう)に努(つと)めなければなりません。 ・子どもは、発達状況(はったつじょうきょう)に応(おう)じて、権利(けんり)を正しく理解(りかい)し、基本的(きほんてき)な社会のルールを守るよう努(つと)めなければなりません。 ●子どもは、「児童憲章(じどうけんしょう)」及(およ)び「児童(じどう)の権利(けんり)に関(かん)する条約(じょうやく)」の理念(りねん)に基(もと)づくすべての権利(けんり)が保障(ほしょう)されることが書(か)かれています。具体的(ぐたいてき)には、次(つぎ)の子どもの権利(けんり)が保障(ほしょう)されることが条文(じょうぶん)に書(か)かれています。 ・生(い)きる権利(けんり) ・育(そだ)つ権利(けんり) ・守(まも)り、守(まも)られる権利(けんり) ・参加(さんか)する権利(けんり) ●子どもが権利侵害(けんりしんがい)その他(た)の不利益(ふりえき)を受けた場合に安心(あんしん)して容易(ようい)に相談(そうだん)・救済(きゅうさい)を求めることができる子どものためのオンブズパーソンの仕組(しく)みづくりをすすめます ●子どもの権利保障(けんりほしょう)に資(し)する施策(しさく)の推進(すいしん)、推進(すいしん)計画の策定(さくてい)、推進体制(すいしんたいせい)の整備(せいび) ・子どもに関(かん)する施策(しさく)の推進(すいしん)に際(さい)し、子どもの権利(けんり)の保障(ほしょう)が総合的(そうごうてき)かつ計画的に実施(じっし)されるように、推進(すいしん)計画を策定(さくてい)します。 ・子どもの権利(けんり)を保障(ほしょう)するため、公募(こうぼ)の市民を含(ふく)む「日野市子どもの権利(けんり)委員会」を設置(せっち)します。 ■素案(そあん)の内容(ないよう)を見るには  市役所2階子育て課(か)、市立保育園、児童館、学童クラブ、七生支所(ななおししょ)、豊田駅連絡所(とよだえきれんらくしょ)、市内各図書館で配布します。また、市ホームページでも見ることができます。 ■ご意見をお聴(き)かせください  この素案(そあん)に対(たい)するご意見は、9月30日(土)までに、住所、氏名を記入し、次のいずれかの方法でお寄(よ)せください。また、お子さんからの意見もお待ちしています。 ▽郵送(ゆうそう)=〒191・8686日野市役所子育て課(か) ▽FAX=042-583-4198 ▽Eメール=jidouf@city.hino.lg.jp ◎ミニバス運行のご案内  日野市ミニバスは交通不便地域の解消を目的として昭和61年に運行を開始しました。現在では7路線に拡大し、市民の足として利用されています。今号では、現在運行している路線の概要を紹介します。  なお、各路線の詳しい案内は市ホームページをご覧いただくか、市役所1階市民相談窓口、3階都市計画課、七生支所で配布しているチラシをご覧ください。  皆さんのご利用をお待ちしています。 ▽問合せ先=都市計画課 ○市内路線=桜ヶ丘車庫〜平山城址公園駅、80分間隔で1日8・5往復 ○南平路線=(1)高幡不動駅〜日野駅、約80分間隔で1日9・5往復(2)高幡不動駅〜豊田駅北口、約80分間隔で1日9往復(3)高幡不動駅〜北野街道口、20〜40分間隔で朝(7〜9時)7便・夕(15〜20時)11便 ○日野台路線=日野駅〜豊田駅北口、20〜40分間隔で1日30・5往復※9月1日ダイヤ改正(増便)予定。詳細は広報9月1日号でお知らせします ○三沢台路線=聖蹟桜ヶ丘駅〜高幡不動駅、40分間隔で1日19・5往復 ○旭が丘循環路線=日野駅〜旭が丘循環、80分間隔で1日9便 ○落川路線=聖蹟桜ヶ丘駅〜高幡不動駅、60分間隔で1日11往復 ○平山循環路線=日野市役所〜平山循環、約120分間隔で1日7便 ●バス停周辺の美化にご協力を  バス停は近隣の皆さんのご理解・ご協力により設置しています。バス停付近にごみなどを捨てず、持ち帰りにご協力をお願いします。また、バス停付近は禁煙です。喫煙はご遠慮ください。  地域の皆さんのミニバスです。バス停周辺の美化にご協力をお願いします。 ◎日野市観光基本計画ができました **日野らしさを生かした観光まちづくり**  高幡不動尊などの古い寺社や新選組関連の史跡・施設、多摩動物公園、多摩テック、百草園などのレクリエーション施設、多摩川・浅川、多摩丘陵など緑豊かな自然など、豊富な観光資源を活用した観光まちづくりを進めます。  市では、公募市民、観光関連団体・事業者、交通事業者、学識経験者などによる策定委員会での検討作業と、市民の皆さんからの意見をもとに、「日野市観光基本計画」を策定しました。 ■基本理念「もう一度訪れたくなるまち 日野」  “日野らしさ”を伝え、日野の観光資源を生かし、将来にわたって提供・享受できるような観光まちづくりを進め、一度来た人がもう一度訪れたくなるまちを目指します。 ■計画の概要(図1)  市の観光振興の基本方針を5つの視点で構成し、計画的に諸施策を推進します。  さらに、重点施策(図2)から優先的に取り組みます。 ■計画を見るには  基本計画の全文は、市ホームページで見ることができます。 ■今後の予定  基本計画に基づき、地域ごとに具体的な地区別計画を策定していきます。  今年度は、「高幡地区」で、高幡不動尊とのつながりを中心に、魅力ある参道作りによる商業の活性化、既存の観光施設での統一した観光客誘致や、新しい観光資源の発掘、観光施設とのつながりの強化、利用形態に合わせた観光ルートの設定など、具体的な地区計画「(仮称)日野市観光基本計画高幡地区実施計画」を策定します。  また、この計画の策定のために、地元の商店会、市や観光関連団体、公募市民などで構成する「(仮称)日野市観光基本計画高幡地区実施計画策定委員会」を設置します。 ■市民委員募集  「(仮称)日野市観光基本計画高幡地区実施計画策定委員会」の設置に伴い、市民委員を募集します。 ▽募集人数=若干人※応募多数の場合は書類選考で9月末日までに決定 ▽応募方法=9月15日(金)(必着)までに郵送で。作文「高幡地区の観光についての考えや提案」(1千600字以内)、住所、氏名、電話番号、メールアドレスを記入し、〒191―8686日野市役所産業振興課へ ▽問合せ先=産業振興課 【重点施策】 (1)新選組のまちを歩く(日野宿を中心とした観光まちづくり) (2)魅力ある参道作りによる観光拠点化と周辺の観光施設との連携による相乗効果(高幡地区の観光まちづくり) (3)地元企業との協働による産業観光の推進(豊田駅周辺の観光まちづくり) (4)個性ある駅前景観づくりと駅周辺の回遊性(平山城址公園駅周辺の観光まちづくり) (5)ホスピタリティの向上(リピーターを増やす観光まちづくり) 【基本理念】もう一度訪れたくなるまち日野 [基本方針]  みんなで歩ける観光まちづくり  (品格あるまち・着かざって歩きたくなるまち)  [施策の基本的方向]   歴史と自然を生かした観光まちづくり    [基本施策]      歴史観光資源の活用      自然観光資源の保全による持続的活用  [施策の基本的方向]   観光ルートの活用と創出    [基本施策]     テーマ性のある観光ルートの創出     イベントを生かした観光ルートの創出  [施策の基本的方向]   観光基盤の整備(日野らしい美しさを持つまちなみの整備)    [基本施策]     すべての観光客にやさしいまちづくり [基本方針]  地元産業と協働する観光まちづくり  [施策の基本的方向]   観光農業の推進    [基本施策]    土・自然とふれあえる観光農業  [施策の基本的方向]   日野ブランドの活用と創出    [基本施策]     市内で生産出来る特産品の創出     地場産業の市場創出     「地産地消」による経済的効果創出  [施策の基本的方向]   産業観光の推進    [基本施策]     地元企業との連携 [基本方針]  みんなが協力する観光まちづくり  [施策の基本的方向]   おもてなしの心を持った観光まちづくり    [基本施策]     おもてなしの心を持つような意識の向上     市民ボランティア・ガイドの育成  [施策の基本的方向]   市民・企業・行政の交流    [基本施策]     住民・市民団体・企業、行政の協力     役割分担と連携 [基本方針]  情報発信の整備促進   [施策の基本的方向]    多様な媒体を活用した情報発信    [基本施策]     ICT を活用した情報発信     人・物・活動を通したPR [基本方針]  地区別の特徴を生かした観光まちづくり    [基本施策]     高幡地区     日野地区     豊田地区     平山地区 ◎8月下旬から日野バイパスの交差点を安全・快適にするための工事が始まります  国土交通省相武国道事務所では、現在進めている日野バイパス事業のうち、多摩平7丁目〜高倉町西交差点間について、交差点改良等に関連した工事を行います。 ▽期間=8月下旬〜平成19年3月 ▽問合せ先=国土交通省相武国道事務所(電話:042・643・2006)、市都市計画課 (1)右折レーン(ポケット)の設定 (2)高倉町西交差点の変更 ※立川方面から八王子市街に向かう場合、一度右折することになります