◎日野市総合防災訓練 多摩地域に直下型地震発生!(訓練想定)  8月27日(日)に、市内の自治会・自主防災組織の方々を中心に「防災マップ」、「洪水ハザードマップ」に基づく総合防災訓練を行います。滝合小をメイン会場に、どこの訓練会場でも自由に参加できます。この機会に、防災対策を家庭や地域で話し合ってみませんか。 (防災課電話:042-585-1100) ●自主防災組織を作りましょう  市内には、自治会や団地を基盤とした63の「自主防災組織」があります。兵庫県南部地震や新潟県中越地震の例を見ても、地域の住民の協力により、多数の方が救助されました。このような教訓を市でも生かしていきたいと考えています。組織結成を届け出ると、災害時に必要な資機材と保管する倉庫を貸与します。詳しくは、お問い合わせください。 ●応急手当の資格をとりましょう  市と日野消防署では、救命技能の資格を市民の皆さんに取得していただく事業を行っています。  災害時だけでなく、日常生活の中であなたの隣にいた人が急に倒れたらどうしますか。  当然、救急車を呼ばなければなりませんが、もし心臓が止まっていたら…。措置することなく、救急隊の到着を待っていたら助かる確率が低くなってしまいます。5〜6分の間、あなたが心臓マッサージを行えば助かるかもしれないのです。AED(自動対外式除細動器)の操作体験も含め、救命技術を身につけるのが「普通救命講習会」です。市内の中学3年生は全員この資格を取得して卒業しています。地域やサークル活動で申し込む場合は、出張して講習を行うこともできます。詳細は、お問い合わせください。 ▽問合せ先=日野消防署(電話:042-581-0119) ●減災のための「自助」「共助」「公助」について ▽「自助」=自分を守る  災害発生時に一番大切なことは自分自身の身を守ることです。この機会に、寝室にある家具は、金具で倒れないように固定するなど考えてみましょう。外出先では周りの状況が複雑でわかりにくい場合があります。冷静に周りの状況を確認しながら安全な場所(公園・建物の中など)へ避難しましょう。 ▽「共助」=周りを助ける  自分が助かったら、周りを見回してけがをした人や助けを求めている人がいないか確認し、身近な人が力を合わせ助け合いましょう。 ▽「公助」=公的機関の救助  災害が局地的な場合には、防災関係機関は比較的早く救援活動を行えると考えられます。しかし、広域災害の場合は、防災関係機関が、すぐに救援活動に入ることはきわめて難しいと考えられます。  そのためにも各家庭で3日分程度の水や食糧を備蓄しておきましょう。 ●日頃の備え (1)災害時の家族同士の連絡方法・集合場所を決めておく (2)家具が倒れたり、棚のものが落ちたりしないようにしておく (3)石油ストーブや薬品による火災を出さないように注意し、消火バケツ・消火器をいつでも使えるようにしておく (4)非常持ち出し品をまとめておき、すぐに持ち出せるようにしておく (5)血液型、持病など自分の情報を明確にした身分証明書を用意しておく ※「避難場所一覧」は、今年3月に各家庭に配布した「洪水ハザードマップ」や市ホームページをご覧ください ■非常持ち出し品 ・非常持出しバッグ ・非常食品 ・応急医薬品 ・貴重品 ・ラジオ ・懐中電灯 ・その他 ■訓練会場 ○滝合小(西平山2の3の1)      午前9時〜正午頃 ○八  小(三沢200)      午前9時〜11時頃 ○南平小(南平4の18の1)      午前9時〜11時頃 ○東光寺小(新町3の24の1)      午前9時〜11時頃 ※当日午前8時に同報無線(地域にあるスピーカー)で防災訓練の呼びかけを行います。また、地元消防団が車両でPR活動を行います。周辺地域の方々には大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご協力をお願いします