平成21年度 市政運営の基本について(続き) ●4年間のまとめ 1.「市民参画」について 「日野いいプラン2010」を基本に、市民との協働によりまちづくり条例、バリアフリー条例などを条例化し、施策を推進して います。 2.「環境にやさしい」について 多摩平団地建て替え事業で、美しい景観・環境に配慮したまちづくりを進めました。この4年間で緑地約3万9千平方メートルを 取得し、公園を8カ所新設しました。また認定農業者支援などの事業を実施し、農地を保全しています。 3.「経営感覚」について 第3次行財政改革大綱及び集中改革プランを進め、職員を134人、約12億円の歳出を削減。市立病院改革プランを策定し、経営 健全化へ向けた取り組みを推進しています。 4.ハード面では (1)国道等幹線道路の整備 国道20号バイパス、市民の森スポーツ公園前の都市計画道路などが開通しました。 (2)小・中学校校舎などの耐震化と建て替え 小・中学校全校舎の耐震補強工事がほぼ完了しました。また平山小の新校舎が完成し、現在、一中の建て替え工事を進めています。 (3)主要駅周辺の整備 日野駅前通りのバリアフリー化や日野宿交流館を整備。高幡不動駅の駅舎橋上化を行い、南北自由通路が開通。平山城址公園駅周辺 には、平山季重(すえしげ)ふれあい館を建設しました。 5.ソフト面では (1)子育て支援 待機児ゼロを目指して、民間保育園、認証保育所の開設を進めるとともに、公・民ともに受入れ枠の拡大、保育時間の延長を行い ました。 (2)健康施策の充実 日野人(ひのびと)四大運動事業による健康づくりを推進し、人口1万人に一人の保健師を配置。加えて、マンモグラフィ検診など、 市独自の検診も実施しました。 (3)安全・安心のまちづくり 自主防災活動として小学校での宿泊訓練や水防訓練を実施。自主防犯活動では、青色パトロールカーによる市内巡回などを行い ました。 (4)障害者の社会的自立の支援 障害者が安定して活動出来る場として「夢ふうせん」を整備。また就労機会拡大を目的として、障害者生活・就労支援センターを 設置しました。 (5)高齢者施策の展開 新たに特別養護老人ホーム・老人保健施設を設置。また、高齢者の健康増進と交流の場として「ゆざわ・ここからネット」などの 整備を行いました。 (6)教育の充実 日本一のICT活用教育を目指した取り組みを進め、多忙教師サポート事業など教育現場の充実を図りました。また特別支援教育 推進チームを設置し、障害のある児童・生徒一人ひとりへの支援を進めてきました。 (7)あんしん生活事業の推進 市民のあんしん力を高めるため本庁舎にセーフティネットコールセンターを設置しました。 平成21年度予算 一般会計483億6千万円(前年度比2.1パーセント減) 円高や先行きの見えない景気後退により企業収益が悪化。法人市民税は激減する状況となっており、市民生活にも不安が広がって います。このような中、平成21年度予算においては「市民のあんしん力を高めよう」を主題として予算編成をしました。高齢者 健康施策や子育て支援サービスの充実、生活不安者の解消、市立病院の改革プランの推進など、当面する行政課題と正面から向き 合います。 ▼主な歳入について ●市税…4.5パーセントの減→法人市民税の減によるもの ●国庫支出金…3.2パーセントの増→し尿処理施設の整備などによるもの ●基金からの繰り入れ(貯金切り崩し)…税減不足を補うため83.8パーセントの大幅増 ●市債…20.7パーセントの大幅減→将来の財政運営を見据えて借入総額を抑制したことによるもの ▼主な歳出について ●セーフティネットコールセンターによる雇用支援 ●市民のあんしん力アップに向け、国のガイドラインに沿った市立病院改革プランの実施 ●高齢者健康施策の充実→特別養護老人ホームのベッド数拡大、高齢者困りごと支援事業の推進 ●障害者を支えるための障害児放課後クラブの運営や就労支援施策を推進 ●子育て支援施策の充実→1・2歳の待機児緊急対策として民間保育所を開設 ●小・中学校屋内運動場の耐震補強工事 なお、今年度は改選を控えているため、本予算では予備費3億円を留保しました。 特別会計439億7千504万円(前年度比1.4パーセント減) 受託水道事業特別会計の廃止や、平成22年度の老人保健特別会計廃止に向け10億2千641万円の減となったことなどによる ものです。 4月から庁内組織の一部を改正 行政課題に対応するため、市役所の組織の一部を改正しました。 ▼健康福祉部に「福祉政策課」を新設(市役所本庁舎2階) 急変する社会情勢や、福祉制度の変革に対応していくため、福祉全域の企画・総合調整を図ります。 ▼総務部に「土地活用推進室」を新設(市役所本庁舎4階) 市が保有する土地・公有財産の有効活用及び売却の推進を図ります。 ▼防災課と安全安心課を統合し「防災安全課」を設置(防災情報センター1階) 防災課と安全安心課を統合します。加えて都市計画課交通政策係より交通安全業務が移管し、安全施策の更なる充実を図ります。 問合せ先:企画調整課 投票日は4月12日(日) 日野市長選挙 日野市議会議員補欠選挙 4月12日(日)は、日野市長選挙及び日野市議会議員補欠選挙の投票日です。投票時間は、午前7時〜午後8時です。あなたの 貴重な一票を有効に生かしましょう。 問合せ先:選挙管理委員会事務局 ●投票出来る方 投票するためには、選挙人名簿に登録されていなければなりません。以前に日野市で投票したことのある方は、住所などの異動が ない限りそのまま登録されています。今回の選挙で新たに選挙人名簿に登録される方は、平成元年4月13日までに生まれた方で、 平成21年1月4日までに日野市の住民基本台帳に登録され、投票日まで引き続き日野市に住んでいる方です。 ●市内転居された方 3月19日までに転居届を提出した方は、新しい住所地の投票所で投票をしてください。3月23日以降に転居届を提出した方は、 前の住所地で投票してください。 ●入場券は世帯ごとに封書で 一つの封筒に世帯全員の入場券が入っていますので、お手元に届いた際は内容を確認し、投票所にお持ちください。もし、入場券を 紛失した場合は、投票所の受付係にお申し出ください。入場券を再発行しますので、本人確認が出来る保険証・運転免許証などを 忘れずに持参してください。 ●期日前投票 投票日に投票所へ行くことが出来ない方は期日前投票が出来ます。お手元に投票所入場券が届いている方は、忘れずにお持ち ください。 ●市役所本庁舎(1階101会議室)…4月6日(月)〜11日(土)午前8時30分〜午後8時※土曜日も同じ時間で実施 ●七生福祉センター(七生公会堂1階)…4月7日(火)〜10日(金)午前8時30分〜午後8時 ●不在者投票 ▼他市区町村に滞在している方 日野市選挙管理委員会に投票用紙を請求してください。郵送には、時間がかかりますので、早めの請求をお願いします。 ▼指定された病院・老人ホームなどに入院・入所している方 希望される方は施設の担当者にお申し出ください。 ●郵便等による投票・代理投票について 身体に重度の障害があり、投票所での投票が困難な方は、郵便等による投票が出来ます。 また、郵便等による投票において、自分で投票の記載をすることが出来ない方は、代理人による記載が出来ます。詳細はお問い 合わせください。 ●開票は南平体育館で 開票は、投票日の午後9時から南平体育館で行います。開票速報は市ホームページ(http://www.city.hino.lg.jp/)でご覧に なれます。 ●防災行政無線によるお知らせ 4月11日(土)午後3時、4月12日(日)午後3時と午後6時に防災行政無線から選挙のお知らせを放送します。このほか、 コミュニティーバスの車内吊り案内など、投票率向上のための新たな取り組みを進めます。 ●選挙により補充する議員数について 日野市議会議員補欠選挙で選ぶ議員数は2人です(3月26日現在)。