催し ## ■シルバー人材センター絵画教室〜油彩・水彩作品展  3月21日(祝)〜26日(金)午前10時〜午後5時※23日(火)を除く。21日は午後1時から、26日は午後3時まで/市民会館展示室/同教室講師と受講生の作品約52点展示/同センター(1581・8171) ■平山台わいわいフェスタ2010  3月28日(日)午前9時30分〜午後4時/平山台健康・市民支援センター※概ね40台の駐車場あり/平山付近の薬草講演会、平山の近・現代の歴史講演会、のらくろ子どもマンガ教室、平山地区住民の書・絵画・写真作品展、音楽会、パソコン相談室、野菜直売、フリーマーケット等の地域交流祭/平山台交流の会(伊藤1090・7704・2601) ■NBCメッシュテック〜シルクスクリーン国際版画ビエンナーレ展日野巡回展  数多い版画技法のなかで、シルクスクリーン版画に特化した世界的にも珍しい国際公募展です。世界17カ国、246点の出品があり、大賞以下の入選作品100点を展示します。また、市内在住の版画家を講師に招き、シルクスクリーンエコバックプリント体験を行います。 ▼日野巡回展  4月3日(土)〜11日(日)午前9時〜午後5時※5日(月)を除く ▼シルクスクリーンエコバックプリント体験  4月11日(日)午後1時〜4時30分/講師・中山隆右氏(版画家)/先着20人(事前申込)  いずれも、会場は市民会館展示室/市民会館(1585・2011) ■土方歳三メモリアル〜歳の鬼あし多摩川50`プレイベント開催  5月9日(日)のひの新選組まつりと同時に開催される歳の鬼あし多摩川50`のプレイベントを次のとおり開催します。  4月24日(土)午前10時〜午後3時/市民の森陸上競技場/内容は左表のとおり/産業振興課へ申込※ウオーキング教室は、申込時に1部、2部を指定ください ## ●土方歳三メモリアル〜歳の鬼あし多摩川50`プレイベント 内容 時間 場所 講師 太極拳教室 10:00〜12:00 会議室 赤木一恵氏(ボディケアアドバイザー)、赤木節子氏(助手) ラン&ストレッチ教室 13:15〜15:00 ※雨天中止 トラック 赤木一恵氏(ボディケアアドバイザー)、赤木節子氏(助手) ウオーキング教室 13:15〜14:00(1部) 14:15〜15:00(2部) 会議室 坂本和雄氏(NATA−BOCアスレティックトレーナー) 足型測定 10:00〜12:00(10人) 13:15〜14:00(5人) 14:15〜15:00(5人) 会議室 小川竜志氏(ミズノスポーツラウンジα) 健康測定 ※申込不要 10:00〜15:00 会議室 太田眞氏(大東文化大学スポーツ・健康科学部教授・医学博士) ## ご案内 ## ■ひの21世紀みらい塾市民講師募集  生涯学習市民ボランティア講師を募集します。あなたのお役にたちましょう科(市民・職員の特技を生かす講座)として社会科学系の講演形式のものから美術や作法などのチャレンジ形式のものがあります。自分の得意な分野で他の人に教えてみたいという方はぜひご応募してください。  市内在住の15歳以上の方対象※グループとしての登録可/詳細は問い合わせを/4月15日(木)までに所定の用紙(市役所5階文化スポーツ課にあり)に記入し文化スポーツ課へ ■乗鞍高原日野山荘のホームページ予約の休止について  3月30日(火)〜4月1日(木)はホームページメンテナンスのため、予約受付は、電話のみとなります。  乗鞍高原日野山荘受付窓口(10120・308・513※携帯電話、PHSからは10263・93・2010) ■体育施設利用団体登録証の更新を  市の体育施設利用団体登録証の有効期限は3月末までです。4月以降も使用する団体は早めに更新の手続きをしてください。  申請窓口…市役所5階文化スポーツ課/市内在住・在勤・在学などの資格要件を証明出来るものを持参※団体登録は代表者・担当者の証明書が必要/文化スポーツ課 ■サークル団体施設ガイドに掲載する団体を募集  市内で活動している文化・スポーツ関連のサークルや団体で「サークル団体施設ガイド」に掲載を希望する団体を募集します。なお、政治・宗教・営利に関係する団体は掲載出来ません。  4月9日(金)までに所定の用紙(市役所5階文化スポーツ課にあり。または市ホームページからダウンロード可)に@サークル(団体)名A代表者の住所・氏名・電話番号B連絡先の住所・氏名・電話番号C活動日・時間・場所・会員数D活動内容(100字程度)を記入し、〒191−8686日野市役所文化スポーツ課(5583・9684sgakusyu@city.hino.lg.jp)へ郵送、FAX、Eメールまたは持参※平成21年度版に掲載している団体については掲載意向調査のハガキを送付。 ## 講習・学習会 ## ■青少年育成講習会〜あそべる大人をめざしてみませんか?  地域で子どもたちのためにボランティア活動をしている方を対象に、ボランティアをする際の心構えや子どもへの接し方のコツなどについて遊びを通じて楽しく学ぶ講習会を開催します。  3月21日(祝)午後1時30分〜3時/市役所5階505会議室/講師・福田竜三氏(日野市ジュニアリーダー講習会講師)/50人※空きがあれば当日受付可/3月19日(金)までに子育て課(5583・4198jidouf@city.hino.lg.jp)へ ■自然観察会〜春風に誘われて、カタクリの咲く雑木林を訪ねよう(都立長沼公園)  3月27日(土)午前10時長沼駅改札口前集合、午後0時30分解散※雨天の場合、平山季(すえ)重(しげ)ふれあい館(平山城址公園駅前)で学習会を実施/講師・秋山久美子氏(八王子自然友の会)/案内・日野みどりの推進委員の皆さま/300円(資料代)/3月26日(金)までに緑と清流課へ ■シニアのための携帯電話講習会・入門〜初級コース  会場に準備している携帯電話を使用し、基本操作、メール、カメラ、マナー、便利な機能などを学びます。  3月23日(火)午後1時30分〜4時30分/ひの市民活動支援センター/初心者対象/先着12人/1千円(教材費ほか)/ひの市民活動団体連絡会(1581・6144平日午後1時〜5時)へ申込 ■パソコン講習会  日時・内容は下表のとおり/シルバー人材センター/3月23日(火)(必着)までにハガキで。希望講座名と番号、住所、氏名、電話番号を記入し、〒191−0011日野本町2の4の7同センターPC教室係(1581・8171)へ※3人から開講 ## ●パソコン講習会(3・4月) ※費用はテキスト代を含む 番号 講座名 日程 費用 1 パソコン入門・Word入門2007 (WindowsVista・7) 4/2〜23の毎週金曜日 10:00〜12:00(4回) 6,000円 (750円/1時間) 2 インターネット・Eメール 文字入力が出来る方 4/30〜5/7の毎週金曜日 10:00〜12:00(2回) 3,000円 (750円/1時間) 3 Excel入門・基礎2007(WindowsVista・7) 文字入力が出来る方 4/3〜24の毎週土曜日 10:00〜12:00(4回) 各講座 6,000円 (750円/1時間) 4 Word基礎・応用 (WindowsXP) 4/10〜5/1の毎週土曜日 13:00〜15:00(4回) 5 パソコン入門・Word入門 (WindowsXP) 3/28〜4/18の毎週日曜日 10:00〜12:00(4回) 6,000円 (750円/1時間) 6 インターネット・Eメール 文字入力が出来る方 4/25〜5/2の毎週日曜日 10:00〜12:00(2回) 3,000円 (750円/1時間) ※上記以外に個人指導あり。1時間1,500円(訪問2,500円) ※ご自分のパソコンでも受講出来ます。ご持参の方は、その旨ご記入ください。 ## 日野の歴史と民俗 ## 127 ## 作家山(やま)代(しろ)巴(ともえ)の 波乱の人生B ##  1968年、日野市多摩平に転居した巴は、以後広島と日野を行き来する生活をしていますが、還暦を過ぎた頃、彼女が取り組んだ大作が『囚われの女たち』(全10巻)でした。これは隣房の放火犯の悲劇を民話風の筆致で描いた巴のデビュー作『蕗(ふき)のとう』を発展させたもので、作家の水上勉は「稀有の文業」と評しています。この自伝的な小説で、巴は改めて自分の戦前を総括しています。  彼女は自身も山間の農村に生まれていますが、戦前には1銭も自分の自由になるお金を持てなかった母、不幸な結婚の末に若くして亡くなった姉、そしてさまざまな事情から獄につながれることになってしまった農村出身の女たちなど、いろいろな場面で出会ってきた女たちが巴の農村女性への関心を深めさせたように見受けられます。  1987年には三(み)次(よし)刑務所の看守だった人から、巴が当時の所長に提出した手記の写しを保管しているとの連絡があり、40余年ぶりに巴の手元に手記が戻ってきました。この手記は、所長が巴の身分帳を見て、この程度のことでなぜ懲役4年もの刑を受けたのか、その事情が知りたい、と巴に書かせたものでした。彼女は自らの生い立ちや検挙のきっかけにもなった手書きのノート「星の世界」(巴が勤務していたガラス工場の女工の質問に答えて夫・山代吉宗が書いたもの)のことなどを詳細に書きつづっています。小柄で、からだも弱かった巴は、医者からも生きて出所は出来まい、といわれていたため、2人の看守が記念にとその手記を密かに写し取ったのでした。獄中手記は特殊な状況下で書かれたことに充分留意する必要があり、また一部欠落した部分もありますが、このような手記が残されていたこと自体、きわめて稀なことで、巴の思想形成を探る上でもたいへん貴重な資料といえるでしょう。これらは当時の書簡類とともに『山代巴獄中手記書簡集』(牧原憲夫編、平凡社)として刊行されています。  女性の自立や連帯を願って、長らく奮闘してきた巴ですが、1996年に杉並区に転居した後、2004年に92歳でその生涯を閉じています。  巴の主要な著作は『山代巴文庫』第1期11巻・第2期8巻(径(こみち)書房)に収められ、評伝も小坂裕子『山代巴』(家族社)、佐々木暁美『秋の蝶を生きる』(山代巴研究室)の2冊が刊行されています。  また広島県三次市の三(み)良(ら)坂(さか)コミュニティセンターには山代巴記念室が開設され、原稿や遺品などが展示されています。 (日野市古文書等歴史資料整理編集委員会委員 安藤陽子) ## ▲若い頃画家を目指した  山代巴の画