8月21日 総合防災訓練 日野中央公園で いつ起こるか分からない災害に備え、総合防災訓練を実施します。災害発生時、市や消防、警察などの関係機関は全力を挙げて対応に 当たりますが、道路の寸断、断水、停電など、広い範囲でさまざまな災害が起きたときは、対応が困難な場合も予想されます。 このような場合には、地域ぐるみで協力し合い、助け合うことが大切です。訓練を通して、防災知識や技術を身に付け、地域の防災力 を高めましょう。問合せ先:防災安全課 日時 8月21日(日)午前9時〜11時 会場 日野中央公園 救出・救護訓練 消防・警察・自衛隊・日野市と市民団体などによる震災時倒壊家屋からの救出訓練、医師会・歯科医会・ボランティアによる被災者の 救護訓練など。 体験訓練 煙体験、起震車体験、初期消火体験など※どなたでも参加可。各ブースなどを体験した方に、自衛隊員や日赤奉仕団員が作る出来たて の陸上自衛隊特製カレーを配ります(なくなり次第終了)。 犬用ICチップ配布 南多摩獣医師会日野部会から、先着10人に犬の迷子防止のための、ICチップの無料券が配布されます。 展示ブース 参加団体による医療・電気・ガスなどの防災に関する説明、防災グッズの配布(お子さまには風船を配布)、専門家による防災アドバ イス。 ※他の展示場では自衛隊・消防署・警察署・消防団の車両や装備も展示しています。ぜひ、間近でご覧ください。 参加機関 日野市消防団、東京消防庁、警視庁、陸上自衛隊、東京都下水道局、東京南農協、東京電力、東京ガス、NTT、日野市医師会、日野 市歯科医会、南多摩獣医師会日野部会、日野市社会福祉協議会、日赤奉仕団、エルピーガス協会、日野市災害対策協力会など 防災行政無線の放送内容確認サービスを開始 防災行政無線放送内容確認番号(自動音声応答)(電話:581−1500) 防災行政無線の放送内容が分からないとのご意見にお答えして、放送内容確認サービスを開始しました。上記の電話番号に掛けると、 定時放送(見守り放送、市歌)以外の緊急防災放送の内容を聞くことができます。問合せ先:防災安全課 舞鶴港に平和を思う 八月は平和を考える月です。 六十六年という長い歳月が流れましたが、二つの原爆が日本に落とされ、激しい戦争が終わった月です。戦没者を慰霊し、世界の恒久 平和を願う催しが全国で行われます。日野市でも平和展や公演など平和を考える集いが開催されます。あらためて平和であることの ありがたさをかみしめましょう。 先日機会があって、初めて舞鶴を訪ねました。美しい港です。 舞鶴港は北方へ抑留された日本兵たちの引き揚げ港でした。私の父も寒い国に抑留され、牡丹江市の収容所で死んでいます。でも戦死 の公報は紙一枚だけでした。母はかなり後まで、父は生きていて帰ってくるかも知れない、と思っていたようです。 舞鶴港に興安丸という引き揚げ船が入港する度に、「尋ね人」と言うラジオ番組で帰ってきた兵隊さんの名前が放送されます。店番を していた母がそっとラジオのそばに行き、兵隊さんの名前を読み上げるアナウンサーの声を小さな音で聴いていました。二度や三度 ではなかったはずで、子供心にも母の強い思いを感じました。だから舞鶴という港へは、いつか行こう、と心掛けていた場所だったの です。 復元された引揚桟橋を見下ろす丘に「舞鶴引揚記念館」がありました。抑留生活のつらさを語る展示、舞鶴港、つまり日本に帰って こられた喜びを伝える展示の数々を見て思わず涙がこぼれました。 戦争を二度と再びしてはなりません。