今夏は無理なく賢い節電に取り組みましょう 東京電力管内の今夏の見通しによると、電力供給力は5,771万キロワットに対し、最大電力需要は猛暑の場合に5,520万 キロワット、平年並みの暑さの場合に5,360万キロワットとされています。しかし、この需要の予測値はこれまでの節電効果が 加味された数値ですので、今後も市民の皆さまの節電への取り組みが重要です。今夏は普段の暮らしにひと工夫加えた賢い節電に 取り組みましょう。 問合せ先:環境保全課 賢い節電の基本三原則 (1)無駄を排除し、無理なく「長続きできる省エネ対策」を推進 (2)家電製品は使うときをずらしてしっかり節電(ピークカット) (3)経済活動やまちのにぎわいなどを損なう取り組みは原則実施しない 節電は継続することが重要です。今夏を乗り切ることのほかに、地球温暖化を防ぎ、次の世代に美しい地球を手渡すためにも、私たち 一人ひとりが生活スタイルを見直すことが求められています。賢い節電をテーマにした下記のセミナーにもぜひご参加ください。 消費電力の大きい家電製品は平日午後2時前後の使用を控えてね 実際の室温で28度を目安にエアコンの温度を設定してね LEDや電球形蛍光灯を使ってみよう 省エネモードを徹底しよう 夏は冷蔵庫内の温度設定を「中」にしてね エアコンといっしょにうちわや扇風機を使ってみよう 省エネセミナー 一般家庭向け〜電力削減!家庭の省エネセミナー 日時:6月16日(土)午前10時30分から、会場:市役所5階505会議室、講師:喜納愛子氏(東京都地球温暖防止活動推進 センター省エネアドバイザー)、その他:特典として、抽選でマスコットキャラクターグッズまたはLED電球を進呈 申込方法:電話、問合せ先:環境保全課 事業所向け〜一歩進んだ、お金をかけない節電対策 今回のセミナーでは、設備の更新による節電ではなく、運用面での工夫による、お金をかけない節電対策を、分かりやすく解説します。 個別の省エネ診断についての情報提供も行います。 日時:7月18日(水)午後2時から、会場:市役所5階505会議室、講師:笹岡源蔵氏(東京都地球温暖防止活動推進センター省エネ アドバイザー)、申込方法:電話、問合せ先:環境保全課 市の取り組み ・市民生活に影響のある節電は行いません 昨年行った、施設の貸し出し制限、閉館、エレベーター停止などは行いません。ただし、国から「電力需給逼迫(ひっぱく)警報」が 発令された場合は、一部で制限を行う場合があります。 ・働き方の工夫による節電を行います 室温28度を目安にエアコンの温度を設定、窓際の照明の消灯、OA機器の省エネモード、業務の効率化による一斉退庁の徹底など。 ・緑のカーテンなどを行います ゴーヤやよしずを活用し、エアコンの消費を抑制します。 ・市の節電の取り組み内容を施設に掲示します 熱中症に注意しましょう 皆さまに節電の取り組みをお願いしていますが、気温が高い日や湿度の高い日には、決して無理な節電はせず、適度に扇風機やエアコン を使いましょう。 問合せ先:健康課(電話:581−4111) ▼熱中症とは? 熱中症とは、室温や気温が高い中での作業や運動により、体内の水分や塩分などのバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、 体温上昇、めまい、体がだるい、ひどいときには、けいれんや意識の異常など、さまざまな症状を起こす病気です。 ▼家の中でも注意が必要です 家の中でじっとしていても室温や湿度が高いために、熱中症になる場合がありますので注意が必要です。 ▼予防のポイント 予防には、水分を補給し、暑さを避けることが大切です。 ・部屋の温度をこまめにチェック※部屋には温度計を置く ・室温28度を超えないようにエアコンや扇風機を上手に使う ・のどが渇いたと感じたら必ず水分を補給する※のどが渇かなくてもこまめに ・外出の際は日よけ対策をして、体を締め付けない涼しい服を着る ・無理をせず、適度に休憩する ・日頃から栄養バランスの良い食事と体力づくりを心がける ▼応急手当 ・涼しい場所へ移動し、衣服を緩め、安静に寝かせる ・エアコンをつける、扇風機・うちわなどで風を当て、体を冷やす ※自分で水が飲めなかったり、脱力感や倦怠感が強く、動けない、意識がない(呼びかけに対して反応がおかしい)、全身のけいれんが あるなどの症状がある場合には、ためらわずに救急車を呼んでください。