紙面から 水辺のある風景 日野50選 写真&エピソードを募集します ………2 市制施行50周年記念 日野市公式Twitterを開設 ……………5 8月24日・25日 ひのアートフェスティバルを開催 ……6 適正な自転車利用環境の整備に向けて ………8 ごみ処理広域化の説明会を開催しました 寄せられたご意見を紹介 市では、クリーンセンター建て替えに伴い、ごみゼロ社会の推進、資源循環型社会の構築、 環境負荷の低減や市の財政負担軽減から、小金井市、国分寺市と3市共同による可燃ごみ処理の広域化を進めています。 この問題については、昨年11月からクリーンセンター周辺地域の皆さまを対象に説明を行っており、 6月からは市内全域の皆さまに対象を広げ、説明会を開催しました。 説明会には多くの方が参加され、ご質問・ご意見をいただきました。 市では、いただいた貴重なご意見などを真摯(しんし)に受け止め、ごみ処理の広域化を進めていきます。 広報今号では、説明会の会場で皆さまから寄せられた主なご質問とそれに対する市の考えをお知らせします。 なお、説明会の配布資料、質疑概要・意見は、市ホームページをご覧ください。 問合せ先:クリーンセンター(電話:581・0444) 市内全域で行った説明会 市では、クリーンセンターごみ焼却施設の建て替え(ごみ処理の広域化)について、 地元地区の皆さまを中心に説明を行ってきました。しかし、ごみ処理については日野市全体の課題であり、 多くの市民の方からご意見を伺うため、6月26日〜7月5日にかけて、 市内全域で8回にわたり説明会を開催しました(参加者は432人)。 説明会における主なご質問・ご意見とそれに対する市の考え 1 他市のごみを処理する理由は なぜ、小金井市、国分寺市のごみを受け入れるのか? 日野市では、可燃ごみ処理施設の単独整備を計画していましたが、平成24年4月、小金井市、国分寺市から、 日野市の建て替え計画に併せて、可燃ごみを一緒に処理させて欲しい旨の申し出がありました。 この申し出を受けて検討を行い、小金井市、国分寺市との広域処理を行った方が望ましいと判断しました。 メリットは以下の通りです。 広域化のメリット (1)コスト削減 施設を集約することで、単独方式で建設するより建設費、維持管理費が削減され、大幅なコスト削減が図れる。 (2)エネルギーの有効利用 適正な施設規模による高効率な「ごみ発電」が可能となり、エネルギーの有効利用や地球温暖化防止に貢献できる。 (3)環境負荷低減 安定した燃焼管理、高度な排ガス処理設備の導入が可能となり、ダイオキシン類の削減、有害物質の低減が図れる。 (4)充実した周辺環境整備 3市の共同事業により、より充実した周辺環境整備を進めることができる。 ↓ さらに、日野市、小金井市、国分寺市の広域処理は、市町村の単位ではなく多摩地域全体で必要な施設を計画的に整備し、 一般廃棄物排出動向の将来を見据え、循環型社会を形成する先駆けになります。 2 3市のごみを燃やすと排ガス量の増加により、周辺環境が悪くならないのか ごみ量が増えて、環境が悪化するのでは? ごみ処理広域化のデメリットとして、処理量増加に伴う煙突からの排ガス量およびごみ収集車両の増加があります。 (1)排ガス量増加への対応 (1)厳しい排ガス基準の設定 排ガス量の増加に対しては、現在の施設よりも厳しい排ガス基準を設け、高度な排ガス処理設備を導入し、 負荷量を抑えることで周辺環境への影響を非常に少なくしていきます。 (2)定期的な測定(モニタリング)の実施 周辺地域の定期的な測定(モニタリング)を実施し、測定値の公表をしていきます。 排ガスは、拡散により数十万分の1に希釈されますので、周辺環境への影響は非常に少ないものになります。 (2)ごみ収集車両増加への対応 (1)搬入経路の変更 ごみ収集車両の搬入経路を変更します。 現在、ごみ収集車両は浅川の堤防道路を使用していますが、多摩川沿いの道路に変更します。 (2)低公害車両への切り替え ごみ収集車両は、天然ガス自動車などの低公害車両へ切り替えを行います。 (3)搬入台数の削減 小金井市、国分寺市からの搬入に関しては、 各市の中でごみの積み替えを行うことや車両の大型化で搬入台数の削減をしていきます。 ふだん着でCO2をへらそう〜マイポットでこまめに水分補給 体にも地球にも優しくね エコアラ