平成26年度当初予算の重点施策 平成26年3月定例会では、市の基本姿勢、平成26年度予算の基本的な考え方および概要を踏まえ、 当面する行政課題への取り組みについて考え方を公表しました。 広報今号では、当面する行政課題への取り組みの中から重点施策として定めた以下の8つの施策をご紹介します。 問合せ先:企画調整課 1戦略的な情報発信と新たな情報発信ツールの活用 5,015万円 広報活動の積極的展開 市民が真に必要とする市政情報が分かりやすく伝わる工夫をし、市政への関心を高め、 理解を深めて頂くように、戦略的な情報発信を開始します。 ●広報ひのの刷新 ●公式ホームページへのスマートフォン専用のトップページ開設 ●ツイッターなどを活用した情報発信の研究 2保育園の待機児童解消のための取り組み 41億2,470万円 保育園の開設、建て替えによる定員増 日野市で安心して子どもを産み育てられるよう、保育園の待機児童を積極的に解消していきます。 保育園の開設・建て替えなどで、定員拡大を行います。また、子ども・子育て支援事業計画の中で、 計画的に待機児童解消を図っていきます。 ●民間保育園運営費支援 ●むこうじま保育園の開設 ●つくしんぼ保育園の建て替え ●公立保育園の年齢ごとの受け入れ枠変更 ●多摩平の森地区N街区への認証保育所開設支援 3発達・教育支援の充実 1億7,196万円 発達・教育支援センターの開設による総合支援 平成26年4月に開設する「日野市発達・教育支援センター」(愛称「エール」)において、 0〜18歳の発達面などで支援を必要とする子ども、子どもの育ちに不安を持つ保護者などに対し、 専門職による相談・支援を行います。対象の子どもが通う学校などの関係機関と連携し、 福祉と教育が一体となって子どもの各発達段階に応じた切れ目のない総合支援を行っていきます。 4より良く生きるための健康長寿の取り組み〜ヘルスケア・ウェルネス戦略 2億9,962万円 データヘルスによる疾病予防の取り組み 介護や医療を受けることなく、 元気で健康に生き続けられる施策を構築するためのデータヘルス(診療報酬明細書の分析・活用)に着手します。 国民健康保険のレセプトデータ(診療報酬明細書)の分析を行い、 被保険者の健康増進や生活の質の維持向上につなげる取り組みを進めていきます。 がん検診の勧奨強化による早期発見の取り組み 新たながん対策を実施し、がん検診の受診率の向上に努めていきます。 ●40歳の方を対象に胃がんリスク検査(ピロリ菌感染の有無を含むABC検査)を実施し、 検査の結果に応じた胃がん検診の受診を勧奨 ●大腸がん、乳がん、子宮頸(けい)がん検診についても、無料クーポン券の発行および受診勧奨通知を実施 5市民に信頼され、選ばれる市立病院を目指して 8億4,950万円 第2次改革プランの推進 第2次改革プランを推進し、急性期中核300床の2次救急病院の維持・継続に全力を挙げて取り組みます。 また、収支の黒字化に向けた経営健全化を推進します。 ●病床利用率83%以上の確保 ●地域連携による機能分担 災害拠点病院としての整備 東京都災害拠点病院として、災害時の医療を確実に提供していきます。 ●災害発生時に対応するために必要な物資の確保と医療体制を整備 6広域化による可燃ごみ処理施設建設の推進 1億7,572万円 3市共同の可燃ごみ処理 可燃ごみ処理施設を建設していく上で、今後も地域の理解を得る取り組みを継続します。 ●地元協議会を立ち上げ、環境や周辺整備について協議 ●日野市・国分寺市・小金井市の3市共同による可燃ごみ処理施設運営のための一部事務組合の設立準備 ●周辺環境整備事業に着手 ▲保育園の開設、建て替えによる定員増 ▲発達・教育支援センター「エール」の開設による総合支援 ▲むこうじま保育園の開設 ▲がん検診の勧奨強化による早期発見の取り組み(写真右上:マンモグラフィー検査装置) ▲災害拠点病院としての整備 ▲日野市・国分寺市・小金井市共同の可燃ごみ処理(写真:3市によるごみ処理広域化の覚書を締結) 4月6日〜15日春の全国交通安全運動期間です