ものづくりは人づくり〜工業を取り巻く「つながり」 産学官金 問合せ先:産業振興課【代表電話】 産・官・学・金が連携〜日野おもてなしロボットの製作 昨年開催されたスポーツ祭東京2013(第68回国民体育大会)の来場者に向け「ものづくりのまち日野」をPRするため、 市内中小事業者の技術力を集めたロボットプロジェクトが始動しました。 このプロジェクトは、ヤマグチロボット研究所代表・山口氏を中心に市内6社が名乗りを上げ、実行委員会を組織。 それぞれの企業が持つ強みと、首都大学東京、都立産業技術研究センター、多摩信用金庫との連携で、 日野市の工業技術をPRする日野おもてなしロボットが完成しました。 ■プロジェクト参加企業 ・ヤマグチロボット研究所 ・有限会社西東京電機 ・プラムシステム有限会社 ・ユーコー電子工業有限会社 ・株式会社八木製作所 ・株式会社KENJI ロボットの特徴 ロボットは、市の「ものづくり」を知っていただくため、市の鳥「カワセミ」をモチーフにデザインされました。 ロボットの外装は、市内の切削加工技術で表面を滑らかな質感にし、幅広い年齢層がロボットに興味を持ち、 実際に触ってコミュニケーションを取れるように設計されています。 昨年開催されたスポーツ祭東京2013の会場では、 頭に触れると近くに設置されたモニターに市の観光名所やグルメスポットなどが表示され、 全国からの来場者に市の魅力を伝えました。 今後は、要望の多い動作や音声を導入していき、より高度な「おもてなし」ができるように進化していく予定です。 表紙のひと ヤマグチロボット研究所代表 山口仁一さん 山口さんは、ソニー株式会社の2足歩行ロボットプロジェクトの技術アドバイザーなどを経て、 現在、ヤマグチロボット研究所代表として、企業への技術指導や受託研究などで活躍されています。 ソニー株式会社と知的財産権共有者として100件以上の特許を共同で保有管理されています。 ロボットの愛称を募集 多くの方に親しんでもらうため、ロボットの愛称を募集します。 募集は、11/8(土)・9(日)にロボットが展示される日野市産業まつり工業展会場にて行います。 若手エンジニア育成 市の将来のものづくりを担う若手エンジニアを育成するため、 明星大学情報学部の川原准教授と日野市商工会で小・中学生対象の教室を開催 ●3Dプリンター活用教室 話題のものづくりツール「3Dプリンター」で、アイデアを形にする方法を学ぶ教室を開いています。 ●三沢中学校での活動 科学部の生徒向けに、ものづくりの考え方やロボットプログラムの教室を開いています。 ※次回開催のお知らせ 日時:10/18(土)10:00〜15:00 会場:明星大学(程久保) 内容:ものづくり発想法、CADソフトの基礎(FreeCAD)、3Dプリンターによる造形 講師:川原万人氏(明星大学准教授) 対象・資格:小学5年生〜中学生と保護者 定員:10組 申込方法:10/6(月)から電話、FAXまたはEメールで。住所、氏名、学年を記入。 問合せ先:日野市商工会(電話:581・3666、FAX:586・6063、メール:r.ikeda@shokokai-tokyo.or.jp) 小学校への出前授業 市では、工業の魅力を伝えるための冊子や映像を作成しています。 これらを活用し、市内の小学5年生を対象に出前事業を実施しました。 起業・創業をお考えの方へ ■創業相談窓口を設置します 「創業に興味はあるけれど何をすればよいか分からない」、「起業したけれども金銭的な不安がある」など創業前後の 悩みに応えるため個別相談を定期的に実施していきます。 日時:10/24(金)10:30〜16:00(1人約60分) 場所:市役所3階301会議室 相談員:創業支援センターTAMAインキュベーションマネージャー 対象・資格:創業を目指している方、創業間もない事業者の方 定員:申込制で3人 申込方法:電話 問合せ先:産業振興課【代表電話】 ■地域と事業のデザインプラクティス 地域と事業、それぞれのあり方や連携の方法を、実際の課題をもとに探究する創業支援プログラムです。 日時:(1)10/18(土)(2)10/25(土)(3)11/8(土)(4)11/15(土)(5)11/29(土)10:00〜15:00 会場:多摩平の森ふれあい館 内容: (1)その事業に必然性はあるか? (2)地域・行政との生きた連携をつくる方法 (3)事業と地域の特性の分析と合一 (4)プラクティス・セッション(意見交換など) (5)ジャーナリング(成果発表) 講師:宮内俊宏氏(mima(株))、有村正一氏((株)budori)など 定員:申込制で先着10組 費用:8,000円 申込方法:10/17(金)までに電話、FAXまたはEメールで。住所、氏名、連絡先を記入。 問合せ先:産業振興課(【代表電話】FAX:583・4483、メール:sangyo@city.hino.lg.jp) ■平成27年10月に(仮称)多摩平の森産業支援施設がオープン 多摩平2-5に建築中のマンションの1階部分に、 創業者の方が利用できるインキュベーションオフィス(創業支援個室)やコワーキングスペース(共同就労室)の機能を有する 産業支援施設を開設予定です。 ここでは、創業者のほか市内の企業や大学などが交流・連携を行うことで、 新たな発見やアイデアを生み出す場所としていく予定です。