部長リレーコラム 今、日野市では… 障害者の自立と社会参加の一層の促進を目指して 健康福祉部長 田倉 芳夫 障害のある方の自立にはさまざまな形がありますが、就労により収入を得て自立している方は少数です。 法定雇用率が定められ雇用が促進されたとはいえ、まだまだ不十分です。 市では、この現状を踏まえ、今年4月に「日野市障害者生活・就労支援センター」を、 多摩平の森N街区、イオンモールの北側に開設します。 同センターでは、障害のある方に対し、生活と就労に関する相談や支援を一体的に提供するとともに、 市民の方に障害への理解を深めていただくための交流イベントや教室などを開催していきます。 また、エール(発達・教育支援センター)との連携による就学期から就業期への切れ目のない支援も行っていきます。 今後、さらに事業の充実を図り、障害のある方が、 身近な地域で生きがいと誇りを持って生活していける共生社会の実現を目指していきます。 3行でわかる! 産業のツボ 商店会支援の取り組み ・イベントや活性化事業への支援 ・商店会街路灯の電気代補助 ・「じぞう宅配」サービスへの支援 市では、商店会支援として、主に三つの取り組みを実施しています。 この取り組みは、商店会のにぎわいや活性化、安心・安全なまちの形成、買い物をしたけど重くて運べない方、 買い物に行けない方への支援につながっています。 さらに、市内の飲食店を紹介する「ひのうまいもん大図鑑」の発行や「ひの新選組ポイントサービス」への支援、 地域コミュニティーの活性化など、時代のニーズに合わせてさまざまな観点から支援を行っていきます。 問合せ先:産業振興課【代表電話】 みんなのふるそとこぼれ話(8) 多摩平団地と「かどで」像 多摩平第一公園に猟犬(りょうけん)3頭を連れ、銃(じゅう)をかついだ男性の像があるのをご存じですか。 「狩人(かりゅうど)の像」の名で親しまれていますが、正式には「かどで」という名の像で、 もとは豊田駅の北口ロータリーにあったものです。 1960(昭和35)年12月6日に多摩平団地宅地開発事業の竣工式(しゅんこうしき)が行われました。 この日、伊勢丹(いせたん)から寄贈(きぞう)された「かどで」像の除幕式(じょまくしき)も行われました。 「かどで」は日展審査(しんさ)員の山本雅彦氏と木島延幸氏の合作です。多摩平団地のあった辺りは、 そのむかし原っぱや雑木林が広がっていました。 この像には、多摩平団地という住まいの安定を得た勤労者(きんろうしゃ)が、毎朝、職場という狩り場に出掛ける時に見上げ、 今日一日を過ごすようにとの意味が込められているそうです。 昭和50年代に狩人の持つ銃口が曲げられ、現在は銃口の部分は欠損しています。 郷土資料館で開催中の企画展「多摩平写真日記」では、 「かどで」像とともに豊田駅北口や多摩平団地の変遷(へんせん)を知ることができます。 問合せ先:郷土資料館(電話:592・0981) ▲豊田駅北口にあった頃の「かどで」 昭和40年代初め頃 ぜんそく患者の皆さまへ 〜東京都大気汚染医療費助成制度改正のお知らせ 18歳以上の方の新規認定が終了します。 新規認定の申請は、3/31(火)までに生活・保健センター内健康課で行ってください。 申請書類(主治医診療報告書など)の作成に時間がかかりますので、お早めに手続きください。詳細は問い合わせを。 申請できる方 いずれの要件も満たしていることが必要です。 ・気管支ぜんそくにかかっている ・都内に引き続き1年以上住所を有する ・喫煙していない ・健康保険などに加入している 問合せ先:健康課(電話:581・4111) 平成27年度定期課税分・自動車税の障害者減免申請の受け付け 新たに身体障害者手帳などの交付を受けた方、減免申請がお済みでない方を対象に受け付けを行っています。 6/1(月)が期限です。 問合せ先:東京都自動車税コールセンター(電話:03・3525・4066)