新選組のふるさと歴史館企画展 描かれた新選組Ⅲ~新選組創作温故知新 問い合わせ:新選組のふるさと歴史館(TEL 583・5100) 新選組を題材にした創作の歴史は明治初期にまでさかのぼります。 新選組の創作文化史を題材にした「描かれた新選組」の第3回目の今回、 意外に知られていない明治初期の「幕府」「新選組」にもスポットを当て、 過去と新しい時代が分かれるポイントに焦点を絞って展示を行います。 図1 ▲永島孟斎「函館大戦争之図」(明治初期)右側で敵を斬りつけているのが土方歳三(柳内良一氏所蔵) 図2 ▲紙芝居「鞍馬天狗」に登場する沖田総司(昭和初期)(画像提供:街頭紙芝居志滋海社中) 図3 ▲漫画「ちるらん~新選組鎮魂歌~」より (C)橋本エイジ・梅村真也・NSP2010 ■昔は新選組のイメージは悪かった? 「昔」の新選組の描かれ方については、新選組ファンの間では「薩長が絶対正義とされた時代の中で新選組は賊軍として、 悪者として描かれていたのだろう」と漠然と考えられていることが多いようですが、実はそうでもありません。 たしかに新選組が悪役・敵役を演じる機会は多いものの、明治時代、東京の「元江戸市民」の間では、 江戸時代を懐かしむ心情や幕府方に対する同情の念が確実に存在しており、 幕府側を主役にして描いた浮世絵などが相当数存在していました。 その中には新選組が主役の作品も少なからず存在しています。 ■劇的で勇ましい 明治期の幕府側に立った作品群は「江戸時代を経験している人」の消滅と共に一旦断絶してしまいますが、 やがて幕末「創作」のレギュラーとして復活し、時代のヒーローへの階段を駆け上っていきます。 また、明治期から昭和初期の描かれ方は、現実から離れた劇的で勇ましいものも少なくなく、 昭和後期「新選組血風録」以降の「リアル」を前面に出した作品群よりも、 現在のアニメや漫画の描かれ方に通じるものもあります。 現代の新選組描写は、 1周回って昔の描かれ方に近づいたともいえます。 会期:4/23(土)~6/12(日)※休館日を除く 会場:新選組のふるさと歴史館 内容: 1.明治初期の「描かれた『新選組』と『幕府』」 2.映画の登場と新選組 3.「新選組血風録」と新選組ブーム 4.第二次新選組ブーム 5.最新の新選組作品と今後への展望 入館料:大人200円、小・中学生50円 地デジ11ch J:COM 日野から 放送時間:毎日9:00から、12:00から、20:00から テーマ:日野は本当に新選組のふるさとなのか 今月から新番組が放送開始! 日野市長から「日野の魅力調査員」の特命を受けた「ねづっち」が、歴史・文化・自然・くらしなど、 毎月出される調査指令のもと、市内を駆け巡る情報バラエティー番組です。 日野市の人口 平成28年3月1日現在 今月の最新情報は市HPを参照 [人口]182,787人(+6) [男]92,008人(+28) [女]90,779人(−22) [世帯]85,401世帯(−19) ※()内は前月比 人口増減の内訳(2月) [出生]132人 [死亡]119人 [自然増減]13人 [転入]711人 [転出]723人 [その他]+5人 [社会増減]−7人 広報ひの 第1373号 平成28年 2016 4/15 ■毎月1日・15日発行 ■発行/日野市 法人番号1000020132128 ■編集/企画部市長公室 〒191-8686 東京都日野市神明1-12-1 代表TEL:042・585・1111 FAX:042・581・2516 HP:http://www.city.hino.lg.jp/ EMAIL:soudan@city.hino.lg.jp ■配布/日野市新聞組合(TEL:042・514・8171※10:00~17:00 、FAX:042・514・8099)