天野 武雄さん(日野用水土地改良区理事長、日野用水開削450周年記念事業推進委員会会長)

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ページID1007601  更新日 平成30年3月1日

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写真:用水を清掃する天野 武雄さんと子供たち

写真:用水路で天野 武雄さんを囲むたくさんの子供たち

天野さんをはじめ日野用水土地改良区の皆さまは、ご自身の農業だけでなく、近隣の小学校の米作り体験にも協力いただいています。
「田んぼ作業では、親子での参加もあり、米が育った稲の様子をこんなに育ったと親子で眺めていた。そんな様子を見かけたときは本当にうれしかった。田んぼがなくなると用水路がなくなってしまう。用水路で水に親しむ子供たちのエビや魚を取った時の楽しそうな笑顔をこれからも守っていきたい」と語る天野さん。
天野さんをはじめとする市民の皆さまの努力で水がきれいになり魚が戻ってきて、子供たちが遊べるようになった用水路。市民の宝として次世代に引き継いでいけるよう、さまざまな力を結集して活動を進めています。

日野用水とは

江戸時代元禄16年(1703)の古文書「挨拶目録」によると、日野用水は450年前の戦国時代永禄10年(1567)に、佐藤隼人が北条氏照から罪人をもらい受けて整備したとの記述があります。
開削以来現在まで多摩川からの水を引いて日野の米作りを支えてきました。また、住宅地のそばにありながら生きものを育む豊かな自然環境に恵まれ、子供たちは用水路に親しんでいます。

人物プロフィール

農業を営む傍ら、近隣の小学校の米作り体験などの行事を通じて、用水路は日野の「宝」であることを発信し続けている一人。

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